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琉球古典音楽と沖縄民謡の違いをざっくり解説|成り立ちとつながりがわかる

こんにちは。
栗山新也沖縄三線教室の栗山です(*^^*)
三線を始めると、「古典音楽」と「民謡」という言葉をよく耳にするようになります。どちらも三線で弾く沖縄の音楽ですが、どこが違うのでしょうか。
今回は、二つの音楽の違いを大きな流れでご紹介します。
この記事でわかること
- 古典音楽はどんな音楽か
- 民謡はどんな音楽か
- 地方の歌から古典音楽になった曲
- 今の古典音楽と民謡、どちらから始めるといいか
はじめに、違いを図で見てみましょう。

古典音楽は王国の時代に育った音楽
古典音楽は、琉球王国の時代に首里城を中心に生まれ、士族を中心に受け継がれてきた音楽です。中国からの使者をもてなす宴で芸能が演じられるようになり、琉球舞踊や組踊と結びつきながら発展していきました。
今の工工四には200曲あまりが収められていて、「作田節」のように斉唱(大勢で声を合わせて歌うこと)で歌われやすい曲もあれば、「干瀬節」のように独唱でよく歌われる曲もあります。歌詞には、八・八・八・六の音でつくる「琉歌」が多く使われます。お祝いの席でおなじみの「かぎやで風節」も、古典音楽を代表する一曲です。琉歌についてはこちらの記事で、安冨祖流や野村流といった流派についてはこちらの記事でご紹介しています。
民謡は暮らしの中で歌われてきた歌
民謡は、沖縄各地の暮らしの中で生まれ、歌い継がれてきた歌です。日々の生活や土地の風習、言い伝えなどと深く関わっていて、その時代の流行も映し出します。親の教えを歌ったわらべ歌の「てぃんさぐぬ花」、踊りとともに親しまれている「谷茶前」、八重山の子守歌「月ぬ美しゃ」など、歌の内容もさまざまです。
沖縄本島のほか、宮古や八重山にもそれぞれの歌があります。たとえば安里屋ユンタは、八重山に古くから伝わる民謡がもとになった歌です。
地方の歌に三線の手が付いて、古典音楽になった曲があります
古典音楽は、新しく作り上げられた音楽であると同時に、民謡を取り入れながら長い年月をかけて育ってきた音楽でもあります。八重山の民謡「鳩間節」も、古典音楽に取り入れられた曲の一つです。
また、「恩納節」のように、古典音楽にも、村々の行事で歌われる歌(ウシデークなど)にも伝わっている曲があります。歌い継がれるうちに、節まわしにいくつものバリエーションが生まれます。そのひとつに三線の手が付いて楽譜になり、古典音楽の曲として定着したと考えられています。
今の古典音楽と民謡
王国がなくなったあとも、古典音楽は流派ごとの稽古を通じて受け継がれてきました。戦後の1966年には琉球新報社の琉球古典芸能コンクールも始まり、今も多くの方が師匠のもとで稽古に励んでいます。
民謡でも、1962年に琉球民謡協会が結成されるなど、歌い手たちの活動が広がっていきました。民謡の世界では今も新しい歌が次々と生まれています。戦後に生まれた歌の流れは、こちらの記事でご紹介しています。
どちらから始めても楽しめます
古典音楽と民謡は、どちらから始めても大丈夫です。古典音楽から始めた方が民謡に興味を持たれることもあれば、民謡から始めた方が古典音楽に興味を持たれることもあります。
私の教室にも、ポップスや民謡が大好きだった生徒さんで、レッスンの休憩中に私の古典音楽の演奏を聴いて、「古典音楽に興味が出ました」と話してくださった方がいます。
まずは好きなジャンルから始めて、興味を広げていってくださいね。どんな音楽か実際に触れてみたい方は、ぜひ無料体験レッスンにお越しください。
よくある質問
- 古典音楽と民謡の違いは何ですか?
-
古典音楽は琉球王国の時代に首里の士族を中心に受け継がれ、琉球舞踊や組踊と結びついて発展してきました。民謡は沖縄各地の暮らしの中で生まれ、歌い継がれてきた歌です。地方の歌に三線の手が付いて、古典音楽になった曲もあります。
- 初心者はどちらから始めるのがいいですか?
-
どちらから始めても大丈夫です。まずは好きなジャンルから始めて、興味を広げていってください。
- 民謡から古典音楽になった曲はありますか?
-
あります。八重山の民謡「鳩間節」は古典音楽に取り入れられた曲の一つです。「恩納節」は、歌い継がれるうちに生まれたバリエーションのひとつに三線の手が付いて、古典音楽になったと考えられています。
無料体験レッスンを実施しています
栗山新也沖縄三線教室では、京都・大阪なんば・津・鈴鹿・四日市・名古屋の6教室で無料体験レッスンを行っています。生徒さんの9割が楽器未経験からのスタートです。はじめての方も大歓迎です。
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