「デンサー節」の歌詞の意味と由来|西表島で生まれた教訓の歌

こんにちは。
栗山新也沖縄三線教室の栗山です(*^^*)

「デンサー節」は、「てぃんさぐぬ花」とならんで沖縄の教訓歌として親しまれている歌です。もとは八重山の西表島で生まれ、沖縄本島にも伝わりました。

今回は、歌詞に何が歌われているのかと、「でんさ」という言葉の意味、歌が広まった流れをご紹介します。

この記事でわかること

  • 「デンサー節」の歌詞に歌われていること
  • 「でんさ」という言葉の意味
  • 西表島から沖縄本島へ広まった流れ
目次

「デンサー節」の歌詞に歌われていること

歌詞は本や歌い手によってさまざまです。ここでは、『島うた紀行』に載っている「デンサー節」の内容をご紹介します。

  • デンサー節を作って子どもたちに歌わせ、世間のお手本、教訓になることを願う
  • 夫は家庭の中柱、妻は家の鏡で、どちらも家庭に欠かせない
  • 船尻の高い船は目的地にたどり着けないように、高慢な人は家庭の切り盛りができない
  • 発言には気をつけよう、出まかせを言うと、しゃべってからは引っ込みがつかない

家庭のことや、発言に気をつけることなど、暮らしの心がけを歌った歌詞です。

「でんさ」とはどういう意味?

「でんさ」は、「であるぞ」「ということですぞ」という意味だと説明されています。「伝旨(でんし)」のことだとする説明もあります。

西表島で生まれ、沖縄本島へ広まった歌

「でんさ節」は、西表島の上原村で役人を勤めていた宮良里賢が、村の風紀を正すために作ったと伝えられています。

その後、歌は八重山一円に広まり、沖縄本島にも伝わりました。沖縄の芝居にも取り入れられて形を変え、沖縄の「デンサー節」として歌われるようになります。西表島の「でんさ節」とは歌詞もちがっています。西表島の上原には、この歌にちなむ「デンサー祭」もあります。

同じ教訓の歌としては、「沖縄民謡「てぃんさぐぬ花」の歌詞と意味を解説します」でご紹介している「てぃんさぐぬ花」もあります。

歌うときに気をつけたいこと

ゆったりとした曲なので、息継ぎが難しいところです。どこで息を吸うかを確かめながら、落ち着いて歌ってみましょう。

歌詞を節にのせていく仮名付けが難しいという方もいらっしゃいます。一番と二番、三番では、仮名のつけ方が少し異なります。番ごとに確かめながら、少しずつ歌い慣れていきましょう。

教室でも人気の曲です

「デンサー節」は、教室でも人気の曲です。旋律やゆったりとした曲調が好まれていて、民謡にふれるよい機会にもなっています。

歌詞の意味や歌の歩みを知ってから弾くと、同じ曲でも歌うときの気持ちが変わってきます。自分の三線と歌で演奏できるようになると、沖縄の音楽がもっと楽しくなりますよ。

よくある質問

「デンサー節」はどこの歌ですか?

もとは八重山の西表島の歌で、沖縄本島にも伝わって歌われています。

どんな内容の歌ですか?

家庭のことや、発言に気をつけることなど、暮らしの心がけを歌った教訓の歌です。

「でんさ」とはどういう意味ですか?

「であるぞ」「ということですぞ」という意味だと説明されています。

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