調弦(チューニング)でカラクイ(糸巻き)が緩むときの対処法とは?
調弦(チューニング)は、三線初心者にとって最初にぶつかる大きな壁です。
そこで誰もが経験するお悩みの一つが、調弦の最中、カラクイ(糸巻き)がクルクル回って戻ってしまうことです。
音の高さを調節するためにカラクイを動かして調整するさい、音が合ったと思ってカラクイから手を離すとクルクルっと一気に弦が緩んでしまうのです。
そこで今回のブログでは、調弦でカラクイがが緩むときの対処法についてお話しします。
カラクイの回し方を解説
調弦の最中、いつもカラクイが戻ってしまうという方は、カラクイの動かし方を改善してみるとよいでしょう。
カギとなるのは、カラクイへの手のかけ方と回すときの力の入れ方です。
カラクイへの手のかけ方
まずは手のかけ方!
このように手をかけます▽
カラクイだけに手をかけてしまうことがクルクル戻ってしまう原因の一つです。
親指または小指をしっかりと棹にかけましょう。
カラクイを回すときの力の入れ方
次にカラクイを回すときの力の入れ方です。
このように棹側に押し込みながらカラクイを回してください▽
回してから押し込むのではなく同時進行です!
調弦は慣れ
実際、このようにカラクイを押し込みながら回す動作は、けっこう難しいと思います。私も身に付けるまでに相当時間がかかりました。
最初のうちは継続的な練習が必要。教室のレッスンや自宅での練習で必ず調弦を練習してください。
調弦に一度慣れてしまうと、このような力の入れ方や回し方が自然にできるようになります。
それでもできない場合は相談を
上記のようなカラクイの回し方でも三線が戻ってしまう場合は、三線職人さんや三線の先生に三線の状態について一度相談してみるとよいでしょう。
そもそも三線の棹とカラクイとの摩擦によって接触に不具合が起きていることや、弦の巻き方に原因があることも考えられます。
以上、今回のブログでは、調弦でカラクイがが緩むときの対処法を解説しました。
皆さんの三線ライフにお役立ていただければ嬉しいです♪
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