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ピックアップ 沖縄音楽の話 2023.01.27

三線セットの付属品の使い方は?│用途と注意点を解説します

 

こんにちは!

 

三線教室の栗山です(*^^*)

 

今日は「三線セットの付属品の使い方は?」というテーマでお話ししていきます。

 

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三線セットの付属品を解説します

 

三線を始めたいけど、最初にどんなものを揃えたらいいかわからない…。

 

そんなときに三線の入門セットを購入する方も多いと思います。

 

セットは手ごろな価格の三線とたくさんの付属品がセットになっており、1からスタートしやすい内容になっていますよね。

 

最近では付属品の数が多い充実したセットも増えています。

 

そこで今回は付属品の用途や注意点を解説していきたいと思います。

 

ソフトケース

 

三線をはじめたらレッスンや演奏の機会に三線を持ち運ぶことがあるので、ケースは不可欠です。

 

ケースにはいくつか種類がありますが、入門セットの場合、ソフトケースという場合が多いですね。

 

ソフトケースは、小物を収納する大型のポケットがあり軽量なので持ち運びやすくなっています。

 

一方、衝撃には弱いので、何かがぶつかったり、倒したりすると危険です。

 

取り扱いには十分注意してくださいね。

 

もう少し丈夫なケースを必要とする方は、購入の際にお店に相談して、ケースだけセミハードケースやハードケースに交換してもよいかもしれません。

 

バチ

 

三線を弾くための道具です。

 

ポップスの演奏ではピックを使用することもありますが、伝統音楽では基本的にバチで演奏します。

 

※三線の演奏にピックを使用しても大丈夫ですか?

 

様々な素材や形のバチがあり、使うバチによって音が少しずつ変化します。

 

最初はセットについているものを使用してバチの持ち方などを学び、慣れてきたら様々なバチを試し、自分の手に合い、音が良いものを探すと良いでしょう。

 

ウマ(ンマ)

 

弦を持ち上げ支えるための道具です。

 

竹でできたウマは割れてしまうことがあるので、予備は必ず準備しておきたいですね。

 

材質や高さによって音や弾きやすさが変わります。セットについているものだけでなく様々な種類のウマを試してみると良いでしょう。

 

交換用の弦

 

弦は消耗品で定期的に交換が必要です。

 

練習中に切れてしまうこともあるので、交換用の弦は必ずバックに入れておきましょう。

 

自分で弦の張り替えができない場合は、三線店で張ってもらうのがオススメです。

 

【関連記事】

※三線の弦の交換のタイミングは?三線の弦のメンテナンスについて解説します

 

交換用のカラクイ(糸巻き)

 

カラクリは音の高さの調節に使用するパーツです。

 

演奏中に破損することはありませんが、たくさん弾くと消耗して止まりが悪くなるので、定期的に交換して使いやすい状態を保つ必要があります。

 

中には自分で交換される方もいらっしゃいますが、ただ三線にカラクイが付けられれば良いわけではなく、演奏に適した状態にしておく必要があるので、できれば最初のうちは三線店で交換しましょう。

 

【関連記事】

※カラクイ(糸巻き)が滑る・緩むときの対処法は?

 

チューナー

 

チューニング(調弦)に使用する道具です。

 

ギターなどの楽器経験者にはなじみのある道具ですが、楽器初心者の方にとっては扱い方が難しいと思います。

 

楽器初心者の方は、教則本などでチューナーの使い方やカラクイの持ち方を学んだうえでご使用くださいね。

 

チューナーで調弦ができるようになったら、次に紹介する調子笛でも調弦できるようにしておくと良いでしょう。

調子笛

 

こちらもチューニング(調弦)に使用する道具です。

 

調子笛での調弦法は、調子笛の音に女弦(ミーヂル)の音を合わせ、その他の弦は、耳をたよりに調弦します。

 

最初は音合わせに時間がかかりますが、慣れてくると短時間で調弦できるようになります。

 

「自分が合わせた音が合っているかわからない」という方も多いので、特にこちらの調弦法は教室で指導を受けると良いと思います。

 

教本

 

三線セットには、初心者のために書かれた教本が付属していることがあります。

 

姿勢や弾き方のポイント、初心者用の楽譜などが掲載されていて、参考になる点も多いのではないでしょうか。

 

教本を使用するときの注意点としては、間違った弾き方の癖がつきやすいので、教本に頼りすぎず、あくまでも最初の入り口として使用することです。

 

演奏法については、できれば教室で習うことをオススメします!

 

【関連記事】

※動画や教則本を活用する場合の注意点とは?

 

上達に応じて買い換えていこう

 

以上、今回のブログでは、三線セットの付属品の用途と注意点について解説しました。

 

三線の入門セットは価格が手ごろなので手に取りやすく、パーツの予備や調弦の道具もついている点が良いところです。

 

一方で、上達に応じて、それぞれの付属品を使いやすいものに買い替えていくことも大事だと思います。

 

特にバチは自分の手に合うもの、演奏するジャンルや出したい音に適したものに交換していくと良いですね。

 

また教本はあくまで参考程度に使い、身近に教室があれば、先生から生の指導を受けることをオススメします!

 

 

 

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