三線に必要な小物一覧|初心者が最初に揃えるものと買って良かった3選

三線と小物を並べた様子

こんにちは。

栗山新也沖縄三線教室の栗山です。

三線を始めるときに、「三線本体のほかに何を揃えたらいいのだろう」と迷われる方はとても多いです。

そこで今回は、最初に用意しておきたい小物を一覧にまとめたうえで、私自身が長く使って「買って良かった」と感じている小物を3つご紹介します。

これから三線を始める方も、すでに弾いている方も、道具選びの参考にしていただけたら嬉しいです。

目次

三線を始めるときにそろえたい小物一覧

まずは、三線を弾き始めるうえで用意しておきたい小物を表にまとめました。

小物役割そろえるタイミング
三線ケース持ち運びと保管三線と一緒に
バチ(爪)弦を弾く三線と一緒に
ウマ(駒)弦を支えて音を胴に伝える予備を1〜2個
3本1組で使う消耗品予備を1組
チューナー調弦(チューニング)を助けるどちらか片方から
調子笛調弦(チューニング)を助ける同上
工工四(楽譜)曲を読む習う曲に合わせて

並べてみるとたくさんありますが、はじめから全部そろえておく必要はありません。ひとつずつ、必要になった順に増やしていくのが自然なペースです。

三線に付いてくるもの・別で用意するもの

ウマ(駒)と弦は、購入した三線に付いていることが多い小物です。ただしどちらも消耗品ですので、予備を持っておくと安心して練習できます。

チューナーと調子笛は、どちらも調弦(チューニング)を手助けしてくれる道具です。どちらかひとつあれば調弦はできますので、まずは使いやすいと感じた方からで大丈夫です。慣れてきたら両方使えるように練習しておくと、いろいろな場面で心強いですよ。

入門セットには小物がまとめて含まれていることも多いので、まずは中身を確認してみてください。

※三線はいくら必要?初心者向けの入門セットでも大丈夫?【はじめての三線】

※三線セットの付属品の使い方は?|用途と注意点

小物は先生や三線店に相談してから選ぶと安心

小物はインターネットでも手軽に見つかりますが、購入を決める前に先生や三線店の職人さんに一度ご相談いただくのがおすすめです。

相談してから選ぶと、お手持ちの三線や演奏したい曲に合ったものを教えてもらえます。落ち着いて、手順を踏んでそろえていきましょう。

※三線の選び方|初心者が失敗しない価格・購入先・職人選びのポイント

買って良かった三線小物3選

ここからは、私が実際に使ってみて「買って良かった」と心から思えた小物を3つご紹介します。

①セミハードケース|収納力があって持ち運びも軽やか

三線ケースには、ソフトケース・ハードケース・セミハードケースの3種類があります。

ソフトケースは安価で軽量、持ち運びがしやすいケースです。ハードケースは多少重さはありますが、頑丈な作りで衝撃から三線を守ってくれます。

今回おすすめするセミハードケースは、その良いとこ取りのようなケースです。頑丈かつ、ハードケースよりも軽いので、持ち運びにも適しています。

三線のセミハードケースの外観

私がセミハードケースをおすすめする一番の理由は、その収納力にあります。ケースをあけると、小物入れが2箇所ついています。

セミハードケースを開いた内部の小物入れ2箇所

持ち歩きたい小物は、意外とたくさんあります。

  • バチ(複数本)
  • ンマ(駒)
  • カラクイ
  • チューナー
  • 調子笛
  • ペン

収納が1箇所だけだと小物が混ざってしまい、稽古の前に探し回ることもありました。そこで私は、右の収納に弦、左にバチ、といった形で分けて入れるようにしています。

この小さな工夫だけで、必要な小物がすぐ手に取れるようになりました。ケースに入れたいものが増えてきたら、セミハードケースをぜひ試してみてください。

※【三線ケースの話】三線のセミハードケース ここが好き!

②バチは2〜3本|曲に合わせて使い分けられる

材質や形の違う三線のバチ(爪)

三線をすでに始めている方なら、バチを1本はお持ちだと思います。バチは自分の好みで、好きな材質・好きな形のものを使うのが良いですね。演奏するジャンルによって求められる三線の音が違いますので、職人さんや先生に選んでもらうのもおすすめです。

そのうえで私がおすすめしたいのは、バチを2〜3個そろえてみることです。理由は3つあります。

  1. 曲によってバチを使い分けられる
  2. いくつか試すうちにバチの特徴が分かり、自分の手に合うものが見つかる
  3. 1本が見つからないときにも、落ち着いて練習を続けられる

バチは小さな道具ですので、家の中でうっかりしまい忘れてしまうこともありますよね。そんなときに手元にもう1本あると、そのまま気持ちよく練習を続けられます。

私自身も、三線職人さんのオリジナル製作のバチをいくつか買いそろえるうちに、自分の手に合うものが徐々にわかってきました。そして最終的に「これがいちばん」と思えるお気に入りのバチに出会うことができたのです。

いくつか試してみること、そして長く使い続けること。この2つで、自分に合うバチがみつかる確率がぐんと高まります。

③ボイスレコーダー|稽古を持ち帰って復習できる

練習の録音に使うボイスレコーダー

最後はボイスレコーダーです。先ほどの一覧には入れませんでしたが、教室に通う場合はきっと役に立つ場面が出てきます。

私は先生との稽古をボイスレコーダーに録音して、その録音をもとに自宅で練習していました。自分の練習を録音したものも、練習のあとや翌日にチェック。先生の歌と自分の歌を並べて聴くことで、次に取り組みたいところがはっきり見えてきます。

自分の声を聴くのは少し照れくさいものですが、ここは上達の近道でもあります。もし聴くのがまだ気恥ずかしいという方は、先生に見本を吹き込んでもらって、隙間時間に聴くところから始めてみてください。常に携帯して聴く頻度を高めると、曲が自然と頭に入っていきますよ。

当教室のコンクール受験者にも、この方法を実践して成果を出している方がたくさんいらっしゃいます。

スマートフォンの録音機能でも十分ですが、専用のボイスレコーダーなら通知が入らないので、練習にも聴き返しにも集中しやすくなります。

※三線は独学?それとも習う?|それぞれのメリットとデメリットを解説

三線の小物についてよくある質問

最初から全部そろえないといけませんか?
いいえ、必要になった順に増やしていけば大丈夫です。まずはケースとバチ、そして調弦の道具がひとつあれば、練習を始められます。
入門セットを買えば小物はそろいますか?
多くのセットにケース・バチ・ウマ・弦・調子笛などが含まれています。工工四(楽譜)や消耗品の予備は別で用意すると安心です。
チューナーと調子笛はどちらから買うと良いですか?
はじめのうちは、音の高さが目で見えるチューナーが分かりやすいと思います。調子笛は耳で合わせる力が育つ道具ですので、慣れてきたら両方使えるように練習してみてください。
バチは何本あると良いですか?
2〜3本あると、曲に合わせて使い分けたり、自分の手に合う形を見つけたりできます。まずはお気に入りの1本に、もう1本を足すところからで大丈夫です。
録音はスマートフォンでも大丈夫ですか?
はい、大丈夫です。専用のボイスレコーダーなら通知が入らないので、より落ち着いて聴き返せます。
小物はインターネットで買っても大丈夫ですか?
材質やサイズがはっきり分かるものであれば大丈夫です。三線によって合うサイズが変わる小物もありますので、迷ったときは先生や三線店にご相談ください。

まとめ|小物はひとつずつ、ゆっくりそろえていきましょう

  • 最初にそろえたいのは、ケース・バチ・ウマ・弦・チューナー(または調子笛)・工工四
  • ウマと弦は消耗品なので、予備を持っておくと安心
  • 買って良かった3つは、セミハードケース・複数のバチ・ボイスレコーダー
  • 迷ったときは、先生や三線店の職人さんに相談してから

道具が少しずつそろっていくのも、三線を続けるうえでの楽しみのひとつです。皆さんの三線ライフのお役に立てたら嬉しいです。

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※三線や沖縄の歌、そして「教える」という仕事について、ふだん考えていることをnoteに綴っていますYouTubeでは、初心者の方に向けて、基礎知識や練習動画、よくある質問への回答、いっしょに弾ける動画などを配信しています。よろしければ、のぞいてみてください。

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