安波節(あはぶし)の歌持ちで学ぶ三線の弾き方|3つのポイントを動画で解説

こんにちは。

栗山新也沖縄三線教室の栗山です(*^^*)

三線の弾き方は、短いフレーズからでもたくさん学ぶことができます。曲の歌持ち(前奏)のような短い部分にも、上達のヒントがいっぱい詰まっているんですね。

今回は、安波節(あはぶし)の歌持ちを取り上げて、弾き方のコツを3つ解説した動画をYouTubeで公開しました。この記事では、動画の内容をご紹介しながら、それぞれのポイントをもう少しくわしくお話しします。

この記事でわかること

  • 安波節の歌持ちを弾くときに気をつけたい3つのポイント
  • 五分の音をやさしく弾くコツ
  • 音がぶつぶつ切れないようにするコツ
  • 単調な演奏にならないための弾き分け方
目次

解説動画「安波節の歌持ちで学ぶ3つのポイント」

動画では、見本演奏のあとに3つのポイントを順番に解説しています。画面の右側に工工四をずっと表示しているので、楽譜を見ながら一緒に確認していただけます。調弦は本調子(A♯)です。

歌持ちとは

歌持ち(うたむち)は、三線だけで弾く部分のことです。前奏・間奏・後奏のどれも歌持ちといいますが、ふつう「歌持ち」というと、歌が始まる前の前奏のことをさします。

歌持ちを一音ずつ丁寧に弾く練習を重ねていくと、曲を通して弾いたときの演奏も、仕上がりのよいものになっていきます。

ポイント1 五分に注意しよう

一つ目のポイントは、五分の音です。楽譜を見ると、升目の線の上に勘所の名称が書いてあります。これが五分です。

五分の音は、マスの中に入っているほかの音よりも、少しやさしく弾きます。この弾き方を「小弾(くーばんち)」といいます。

五分の音もほかの音と同じ強さで弾いてしまうと、全体が強く、かたい感じに聞こえてしまいます。五分のところで少し力を抜いてやさしく弾くと、演奏全体がやわらかい印象になります。

動画では、同じ強さで弾いた場合と、五分をやさしく弾いた場合を聴きくらべられるようにしています。ぜひ違いを確かめてみてください。

ポイント2 一音一音をのばそう

二つ目のポイントは、一つひとつの音をしっかりのばすことです。

音がぶつぶつと切れてしまうのは、音を出したあと、押さえていた指をすぐに離してしまっていることが原因です。一つの音は、基本的に次の音を弾くまでのばすつもりで弾きます。

押さえた指を、次の音を弾くまでそのまま押さえておくと、音は次の音までしっかりのびてくれます。これだけで、音がなめらかにつながって聞こえるようになりますよ。

ポイント3 単調な弾き方に注意しよう

三つ目のポイントは、勘所ごとに弾き方を変えることです。

安波節の歌持ちには、「合」や「工」という勘所が出てきます。「合」は低い音、「工」は高い音です。こうした低い音や高い音を強く弾いてしまうと、演奏全体が単調に聞こえたり、雑な印象に聞こえたりします。

「合」の音は、強く弾くとバチンときつい音になりやすいので、やさしく弾くようにします。「工」の音も、強く弾くとキンキンした音になりやすいので、バチのおろし方を工夫して、やさしい音で弾いてみましょう。

勘所ごとにバチの当て方や強さを少しずつ変えていくと、演奏に表情が出てきます。

ほかの曲にも生かせるコツです

今回ご紹介した3つのポイントは、安波節だけでなく、ほかの曲を弾くときにもそのまま生かせます。五分をやさしく弾くこと、一音一音を次の音までのばすこと、勘所ごとに弾き方を変えることを、いろいろな曲を弾くときにぜひ思い出してみてくださいね。

三線を基礎から学べる動画セット

三線が届いたところから基本の弾き方まで、順番に学べる動画セットをご用意しています。くわしくは、こちらのページをご覧ください。

無料体験レッスンを実施しています

栗山新也沖縄三線教室では、無料の体験レッスンを行っています。動画だけではわかりにくいバチの当て方や指の押さえ方も、体験レッスンでは講師が目の前で確かめながらお伝えします。三線の貸し出しもあるので、手ぶらでお越しいただけます。

各教室の場所や日程は、こちらの教室ページでご確認いただけます。

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