弦を張り替える時にはよく伸ばして♪
こんにちは♪
皆さんは三線の弦を三線店で張り替えた時、
「弦のなじみがはやいなぁ」
と感じられたことはありませんか?
「弦のなじみがはやい」とは、
張り替えたばかりの時、演奏するごとに調弦を直し続けないといけないほど調弦が安定しない状態が続くのですが、割と早く安定するようになるということです。
弦が早くなじむようにするためには、三線の弦を張り替えるときに弦をよく伸ばすことが大切です。
職人さんはその伸ばし方がとてもうまいので調弦したばかりの違和感をあまり感じないのです。
そこで今回は「三線工房いーばる」の上原さんに弦伸ばしのコツをお聞きしました。
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まずこのように歌口の付近を左手で押さえます。
次に短い間隔で右手親指をつかって強く弦を伸ばし、左手の近くまで上がっていきます。
横から見たらこんな感じです。けっこう大きく強く押していきます。
この作業を何度か繰り返します。
作業中に弦が切れてしまったら、
それは弦自体がもともとよくなかったということです(演奏中に切れなくてよかったですね)。
みなさんも弦の張り替えの時には、かならず弦を伸ばしてよくなじませてくださいね。
上原さんご協力ありがとうございました!!