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子供用の三線はありますか?~通常サイズの三線を使うメリット~

こんにちは。
栗山新也沖縄三線教室の栗山です(*^^*)
最近、当教室では小学生の生徒さんが三線を始めるケースが増えています。
それに伴い、保護者の方から「子供用の三線はありますか?」というご質問をよくいただくようになりました。
結論から言うと、子供用の三線は存在します。ただし、私は小学生のお子様でも通常サイズの三線を使うことをおすすめしています。
この記事では、その理由を当教室の生徒さんの事例を交えながら詳しくお伝えしますね。
三線は何歳から始められる?
「三線は何歳から始められますか?」というご質問もよくいただきます。
明確な年齢の決まりはありませんが、目安としては小学校低学年(7〜8歳)くらいから十分に始められます。
このくらいの年齢になると、三線を構えて左手で絃を押さえ、右手でバチを動かすという両手の動きができるようになってきます。当教室でも小学2年生から始めた生徒さんが楽しく通われています。
もちろん体格や手の大きさには個人差がありますので、気になる方はお気軽にご相談ください。
子供用の三線とは
子供用の三線は、子供の体格や手の大きさに合わせて通常サイズよりも小さく作られた三線です。三線を始めたばかりのお子様でも、手に合ったサイズで弾くことができます。
ただし、現在はまだ取り扱っているお店が少ないのが実情です。
そして何より、本格的な三線の響きや演奏技術を身につけるためには、通常サイズの三線を使うことをおすすめしたいのです。
最初は通常サイズの三線が大きく感じられるかもしれませんが、練習を重ねることで徐々に慣れていきます。小学生ぐらいの年齢であれば、通常サイズでも問題なく弾けるようになりますよ。
通常サイズの三線をおすすめする4つの理由
小学校低学年から通常サイズの三線を使うことには、大きく4つのメリットがあります。
理由①:最初から本格的な演奏技術が身につく
子供用の三線は、あくまでも入門用です。本格的な三線演奏を目指す場合には限界があります。通常サイズの三線を最初から使うことで、正しい指の形やバチの使い方を基礎から身につけることができます。
理由②:通常サイズの音色や響きに慣れることができる
三線は楽器のサイズによって音色や響きが変わります。通常サイズの三線が持つ本来の音に小さい頃から耳を慣らしておくことは、将来の演奏にとって大きなプラスになります。
理由③:サイズ変更に伴う調整が不要
子供用から通常サイズへ移行する際には、勘所(ポジション)の位置や弾き方を調整し直す必要があります。最初から通常サイズを使っていれば、このような調整が不要です。せっかく身につけた感覚をリセットしなくて済むのは大きなメリットです。
理由④:三線教室での指導を受けやすい
三線教室では通常サイズの三線を使って指導を行うのが一般的です。先生と同じサイズの三線を使うことで、勘所の位置や指の動きをそのまま真似しやすくなります。先生の弾き方を見て学ぶという三線上達の基本が、よりスムーズに実践できるわけです。
小学2年生から始めた生徒さんの実例
ここで、当教室で実際に小学校低学年から三線を始めた生徒さんの事例をご紹介します。
Aさんは小学2年生の春から三線を始めました。最初は通常サイズの三線が大きく感じられ、構えるだけでも一苦労という状態でした。
お母様から「子供用の三線を購入したほうが良いでしょうか?」とご相談を受けましたが、将来のことを考えて通常サイズの三線を使うことをおすすめしました。
特に難しかったのは、左手で勘所をしっかりと押さえることです。指の力がまだ十分ではなかったため、きれいな音を出すまでに時間がかかりました。

ですがAさんのお母様が毎回の練習に付き添い、優しく励まし続けてくださいました。レッスン時には一緒に調弦(チューニング)を行うなど、具体的なサポートをされていたことも大きかったと思います。
3ヶ月が経つ頃には、Aさんは簡単な曲を弾けるようになり、レパートリーも少しずつ増えていきました。そして半年後には、教室の発表会で「安里屋ユンタ」を堂々と演奏し、大きな拍手を受けることができました。
あの時のうれしそうな笑顔が今でも印象に残っています。
現在のAさんは、より難しい曲にも挑戦するようになり、三線を通じてエイサーなど沖縄の文化全般に深い興味を持つようになっています。お母様の温かいサポートと、Aさん自身の努力が実を結んだ事例です。
保護者の方へ|お子様の三線をサポートするコツ
お子様が三線を始める際に、保護者の方にぜひ意識していただきたいことがあります。
まず大切なのは、お子様の気持ちを尊重することです。お子様自身が通常サイズの三線を使ってみたいと思っているかどうかを確認し、お子様の意思を大切にした上で適切なサイズの三線を選んでください。
そして練習の際に、お子様が戸惑っていたら優しく手助けをしてあげてください。
たとえば三線の調弦(チューニング)は、大人でも難しく感じる方が多い作業です。お子様ひとりで行うのはなかなか大変ですので、最初のうちは一緒に調弦の手順を確認し、サポートしてあげると安心です。調弦がスムーズにできるようになれば、お子様は演奏そのものにもっと集中できるようになります。

Aさんの事例でもそうでしたが、保護者の方が練習に寄り添い、温かく見守ってくださることが、お子様の上達にとって何よりの力になります。
まとめ
子供用の三線は存在しますが、本格的な演奏技術を身につけることを目指すのであれば、小学校低学年からでも通常サイズの三線を使うことをおすすめします。
最初は大きく感じるかもしれませんが、練習を続ければ必ず慣れていきます。保護者の方の温かいサポートがあれば、お子様はきっと三線を楽しめるようになりますよ。
このブログが、お子様の三線ライフのお役に立てばうれしいです(*^^*)
三線を始める際に必要な道具や備品については、こちらの記事もご参照ください。


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※三線や沖縄の歌、そして「教える」という仕事について、ふだん考えていることをnoteに綴っています。YouTubeでは、初心者の方に向けて、基礎知識や練習動画、よくある質問への回答、いっしょに弾ける動画などを配信しています。よろしければ、のぞいてみてください。
