三線のサークルと教室は何が違う?体験に来られた方の話から

三線教室でのグループレッスンの様子

こんにちは。

栗山新也沖縄三線教室の栗山です(*^^*)

三線を弾く場所を探していると、「教室」のほかに「サークル」や「同好会」が出てきます。

どちらも三線を弾く場所ですが、性格はかなり違います。何を求めるかによって、選ぶべき場所は変わります。

当教室には、サークルで長く弾いてきた方が体験レッスンにお越しになることがあります。この記事では、その方がお話しくださった理由と、実際にお会いして私が感じていることをご紹介します。

目次

サークルと教室は、目的が違います

サークルは「集まって弾く場所」です。同じ趣味を持つ人が集まり、みんなで演奏を楽しむ。それ自体が目的です。

教室は「教わる場所」です。指導する人がいて、上達のための道筋がある。演奏を楽しむことも大事ですが、その手前に「教わる」という要素があります。

サークル・同好会三線教室
主な目的集まって一緒に弾く教わって上達する
指導する人いない場合が多い専門の講師がいる
費用会場費の実費など
比較的安い
月謝制
進み方メンバーで決めるレベルに応じた段階がある

ここからは、サークルから体験レッスンにお越しになった方が挙げていた理由を3つ、ご紹介します。

サークルから体験レッスンに来られた理由

① 長年通っていて、マンネリ化してきた

実際にこの理由で体験レッスンにお越しになった方がいらっしゃいました。長くサークルに通われていて、そこから先に進んでいる実感が持てなくなった、というお話でした。

サークルでは、参加している全員が弾ける曲を合わせることになります。ですので選曲は自然と、みんなが知っている曲に落ち着きます。合奏するには共通のレパートリーが必要ですから、これは仕組みとして自然なことです。

ただ、何年も続けているとそこから先に進む機会が生まれにくいという面はあります。新しい曲を提案しても、弾ける人と弾けない人が分かれてしまえば、なかなか前に進みません。

② もっと上手くなりたい

「上達したい」という気持ちが、教室を探すきっかけになる方もいらっしゃいます。

楽しく弾けていても、あるときもう一歩先に行きたくなることがあります。弾ける曲を増やしたい、音をきれいにしたい、人前で演奏できるようになりたい。そう思ったときに、教えてくれる人を探し始める、という流れです。

③ 教えてくれる人がいない

これが、①と②の根っこにあるものだと思います。

サークルには指導者がいないことが多くあります。経験の長い方が教えてくれる場合もありますが、その方も「教える」訓練を受けたわけではありません。自分が弾けることと、人に教えられることは別の技術です。

そうすると、次に何をすればいいかを決める人がいません。自分の演奏を見てくれる人もいません。この状態が続くと、①のマンネリ化にも②の頭打ちにもつながっていきます。

実際にお会いして、私が感じていること

ここからは、サークルで弾いてこられた方にお会いして、私が実際に感じていることをお伝えします。

弾き方に癖がついていることが多い

長く弾いてこられた方には、弾き方に癖がついていることが多くあります。

これはご本人が悪いのではありません。指摘してくれる人がいなかっただけです。皆さん一生懸命練習してこられています。

ただ、三線は最初に基礎を身につけておくと、その後上達しやすくなります。反対に、一度覚えてしまった弾き方を直すのはとても時間がかかります。

ご自分では気づきにくいところでもあります。「何かが違う」ことはわかっても、どこをどう直せばいいかまではわかりません。目の前で見てもらって、その場で直してもらうのが、いちばん早い部分です。

どうやって歌っていいかわからない

もうひとつ、「どうやって歌っていいかわからない」とおっしゃる方が多くいらっしゃいます。

三線は歌の伴奏楽器です。三線だけの独奏曲はほとんどなく、大半の曲は歌を伴い、弾き歌いの形で演奏されます。

サークルで学んでこられた方には、この悩みを抱えたままの方や、知らないうちに歌い方に癖がついている方が多くいらっしゃいます。歌い方は、教えるのがいちばん難しいところです。そのぶん指導を受ける機会も少なく、ご自分の感覚だけで歌い続けることになりがちです。

当教室では、弾きながら歌うところまでを一緒に練習していきます。

経験のある方も、基礎のクラスから始めています

当教室にサークルから移ってこられた方は、基礎を学ぶクラスから、一から身につけていただいています。

癖のついた状態で先に進もうとしても、どこかで必ず行き詰まります。いったん基礎を学び直した方が、そのあとの上達の仕方が違います。そして経験のある方は、工工四が読めて、曲を通せて、三線を持つことに慣れています。基礎を学び直すといっても、まったくの初めての方と同じ速さで進むわけではありません。

体験レッスンで実際に弾いていただければ、いまの状態をお伝えできます。そのうえで、どこから始めるのがよいかをご相談させてください。

これから三線を始める方へ

ここまでお読みいただいて、これから三線を始めようという方に、ひとつだけお伝えしたいことがあります。

最初だけでも、教わることをおすすめします。

はじめに基礎を身につけておくほうが、体が覚えた弾き方を整え直すよりずっと楽です。構え方とバチの持ち方、そして歌との合わせ方。この最初の部分を人に見てもらえるかどうかで、その先の何年かが変わってきます。

基礎が身についてから、仲間と合わせる場に参加するという順番も、もちろんあります。

当教室について

栗山新也沖縄三線教室は、京都・津・鈴鹿・四日市・名古屋の5教室で開講しています。

講師の栗山は、17歳から沖縄三線を始め、人間国宝・西江喜春氏に師事した琉球古典音楽安冨祖流の師範です。沖縄県立芸術大学・同大学院で沖縄音楽の実技と理論を学び、大阪大学大学院で博士号を取得しています。指導歴17年、これまでに500名以上を指導してきました。

レベルに応じたクラス制で、振替レッスンは期限なし・回数無制限。教室のあいだの振替も自由です。

体験レッスンは無料です。三線もお貸ししますので、ご自分の三線をお持ちの方も、お持ちでない方もお越しいただけます。

よくあるご質問

何年か自己流で弾いてきました。癖がついていないか心配です。

体験レッスンで実際に弾いていただければ、その場でお伝えできます。癖がある場合も、何をどう直せばよいかがわかれば、そこから先は進めます。ご自分では気づきにくい部分ですので、一度見せていただくのがいちばん早いです。

経験がありますが、どのクラスから始めることになりますか?

サークルなどで弾いてこられた方には、基礎を学ぶクラスから始めていただいています。癖のついた状態のまま先に進むより、いったん基礎を身に付けた方が、そのあとの上達の仕方が違うためです。

歌に自信がないのですが、歌わないといけませんか?

三線はもともと歌の伴奏楽器で、弾き歌いが基本の形です。ただ、最初から上手に歌える方はいらっしゃいません。当教室では弾きながら歌うところまでを一緒に練習していきますので、まずは声を出してみるところから始めていただければ大丈夫です。

これから始めるのですが、サークルと教室のどちらがよいですか?

最初だけでも教室をおすすめします。三線ははじめに基礎を身につけておくと、そのあとの上達がぐんと楽になるためです。体が覚えてしまった弾き方を整え直すには、時間がかかります。基礎が身についてから仲間と合わせる場に参加する、という順番もあります。

見学だけでもできますか?

はい、承っています。三線を弾いていただく必要はありませんので、「まずは雰囲気だけ見てみたい」という方はご相談ください。開講日を確認してご案内しますので、ご希望の日を事前にお知らせください。

まとめ

サークルと教室は、役割が違います。仲間と弾く時間を楽しむ場所と、教わって上達する場所です。

もし今、同じことの繰り返しになってきた、もっと上手くなりたい、質問できる人がいないと感じていらっしゃるなら、一度ご自分の演奏を見てもらうことをおすすめします。

とくに歌のことは、一人では気づきにくい部分です。三線は歌があってこその楽器ですので、そこが加わるだけで景色が変わります。

体験レッスンは無料です。ご自分の三線をお持ちいただいても、こちらでお貸ししても構いません。お気軽にどうぞ(^^)/

📱 お電話でのご予約・ご相談:090-6083-8357(受付 9:00〜19:00)

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