大人になってから楽器を始めるということ|未経験から三線を始めた方のお話

こんにちは。

栗山新也沖縄三線教室の栗山です(*^^*)

楽器をやってみたいなと思ったとき、「この年から始めて大丈夫だろうか」という気持ちが先に立つことがあると思います。

今回は、大人になってから楽器を始めるということについて、私が教室で実際に見てきたことをお話ししたいと思います。これから何か始めてみようかと考えていらっしゃる方の、参考になれば嬉しく思います。

目次

大人になってから始める方はたくさんいます

当教室の生徒さんの9割は、楽器未経験から三線を始めています。

20代の方から70代の方まで、年代もさまざまです。これまでで一番ご高齢だったのは、80代で三線を手に取られた方でした。

体験レッスンにいらっしゃった方から、こんなお話をよく伺います。

「楽器をやったことがないので不安だった」

「年齢的に、この年からやって本当にできるのか」

始める前に、こうした気持ちを持たれるのは自然なことだと思います。そして、そのまま始められた方が、今も教室で三線を弾いていらっしゃいます。

大人だからこその強みがあります

レッスンをしていて感じるのは、大人から始めることには、大人ならではの良さがあるということです。

説明を聞いて、納得しながら進められます

なぜこのように弦を押さえるのか、なぜこのリズムで弾くのか。大人の方は理由から理解できるので、何のためにこの練習をしているのかがはっきりします。一度わかってしまえば、家での練習でも自分で気づけることが増えていきます。

弾きたい曲を自分で選べます

好きな曲があるというのは、大きな力になります。沖縄旅行で聞いた曲、昔から耳にしていた曲。あの曲を弾きたいという気持ちが、そのまま練習のモチベーションになります。

始めた理由が自分の中にあります

誰かに言われて始めたわけではなく、自分でやってみたいと思って始める。これが大人の習い事の一番の強みだと思います。自分がやりたいと思って始めた楽器なのだから目一杯楽しもうという気持ちがあれば、続けていく力になります。

最初につまずきやすいところ

正直にお伝えすると、始めたばかりのころに時間がかかるところはあります。私が見ていて、多くの方が同じところで足を止められます。

ひとつは調弦(チューニング)です。三線は音を合わせないと練習を始めることができないのですが、これが最初の大きな壁になります。カラクイ(糸巻き)を回しながら何度も音を聞いて、少しずつ耳と手が慣れていきます。

それからバチの持ち方と弾き方、左手の勘所(かんどころ)の押さえ方です。どれも体で覚えていく部分なので、頭でわかっていても最初は思うように動きません。

ここは、レッスンで一つずつ確認しながら進めていくところです。教室に通う一番の意味は、ここにあると思っています。動画や教則本でご自分で調べて直そうとすると時間がかかりますし、間違ったまま身についてしまうこともあります。目の前で見て、その場で直す。これができると、最初の壁は乗り越えやすくなります。

練習の時間について

大人の方がよく心配されるのが、練習時間のことです。仕事やご家庭があると、まとまった時間を取るのは簡単ではありませんよね。

教室の生徒さんに伺うと、毎日少しずつ三線に触れている方もいらっしゃいますし、お忙しい方はレッスンの前に練習される、という方もいらっしゃいます。

私はいつも、忙しいときは、教室のレッスンを練習時間だと思っていただいて大丈夫ですとお伝えしています。レッスンの時間そのものが、三線に触れて音を出す時間です。その積み重ねでも、ちゃんと前に進んでいきます。

練習ができなかった週があっても、気にせずレッスンにお越しください。

続けていくと、こんなことができるようになります

大人から始めた方が、実際にどのくらい弾けるようになるのかも気になるところだと思います。

教室の様子を見ていると、一年でだいたい3曲から5曲くらいが積み上がっていきます。一度覚えた曲は自分のものとして残っていきますので、何年か続けていくと、弾ける曲がずいぶん増えていきます。

教室ではおさらい会も行っていて、何人かで一緒に演奏する機会があります。一人で弾くよりも心強いですし、みんなで音を合わせると、家での練習とはまた違った楽しさがあります。

長く楽しんでいくために

三線を長く続けていらっしゃる方を見ていて、大切だなと感じることが三つあります。

ひとつは、自分なりの楽しみ方を見つけていることです。練習があまりできなくても、レッスンの時間そのものを楽しむ。そういう楽しみ方があっていいと思います。

ふたつめは、過程を見ることです。できたかできなかったかで判断するかわりに、前回できなかったことができるようになったところに目を向けてみてください。三線は少しずつ進んでいく楽器なので、その少しに気づけると、練習が楽しくなります。

みっつめは、長い目で見ることです。一回ごとのレッスンや練習で楽しさを決めるかわりに、これから何年もかけて弾けるようになっていく、楽しい時間が増えていく、と考えてみる。損得で判断せずに長く付き合っていくと、三線はずっと面白くなっていきます。

大人から始めた方が、実際に感じていること

楽器未経験から三線を始められた方に、続けてみてどうですかと伺うことがあります。多いのは「楽しく学べるので、これなら続けられそうだと思った」というお声です。レッスンについては「やさしく教えてくれる」「一からゆっくり教えてくれる」と言っていただくことが多く、同じ教室に通う「仲間ができた」ことを挙げてくださる方もいらっしゃいます。

始める前は「本当にできるだろうか」と思っていらっしゃった方が、こうしたことを話してくださいます。一緒に習う仲間ができるというのも、大人の習い事の楽しみのひとつですね。

まとめ

今回は、大人になってから楽器を始めるということについてお話ししてきました。

「楽器をやったことがないので不安」「この年から本当にできるのか」。そう思いながら体験レッスンにいらっしゃった方が、今は教室で楽しく三線を弾いていらっしゃいます。

最初のうちは時間がかかりますが、そこは一緒に進めていけば大丈夫です。大人の方ならではの強みが、続けていくうえで大きな支えになります。ぜひ一緒に楽しみましょう。

三線を始めた方が3ヶ月でどのくらい弾けるようになるのかは、こちらの記事でご紹介しています。あわせてご覧ください。

三線にご興味を持たれた方へ

当教室では無料の体験レッスンを行っております。実際に三線を手に取って、ご自身の手で音を出してみる。その一回が、始めるかどうかを考えるうえで一番の手がかりになると思います。楽器に触れるのが初めての方も、どうぞお気軽にお越しください。

お申し込みはこちらのページから承っております。

会場の場所やレッスンスケジュール、料金は教室ごとに異なりますので、それぞれのページをご覧ください。

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