こんにちは♪
日々のレッスンの中で大切にしていることの一つが基礎の徹底です。
私の教室では「三線を楽しむ」とコンセプトをうちだしていますが、楽しめるようになるためには、しっかりとした技術を覚えることが必要ですよね。
今日は基礎を学んで成長されてきた京都教室の生徒さんのおはなしをしたいと思います。
基礎をはじめて習えた
三線歴10年以上のOさん(女性)は様々な三線教室に通いましたが、なかなかなじめず5年ほど前に私の教室に入会されました。
これまでは教室に通っても肝心な基礎を教えてもらったことがなく、不安な中で演奏されていました。
特に勘所(音高を定めるために左手で抑えるポジションのこと)を抑えるときの左手の使い方にくせがついていて、なかなかなおせずにいました。
私の教室で左手を何度も何度も指導し続けた結果、左手のくせはなおり、またしっかりと歌いこんで細かった声も太くなってきました。
良い演奏は基礎の積み重ねから生まれるもので、基礎を一つずつ丁寧に指導してきてよかったと思っています。
周りから「変わったね」と言ってもらえた
三線が上達してきたことが自分でもわかるようになったと教室でもよく話してくれます。
そしてまた周囲の人から「変わったね」と言われるようになったことに喜びを感じておられます。教室の発表会でも周りの生徒さんからお褒めの言葉をたくさんいただいているようです。
基礎の習得に地道に向かい合ってきたことが実を結んだようですね。
基礎を丁寧に教える教室に
Oさんのように三線歴が長い方でも基礎をしっかり学んだ経験がなく、お困りの方が私の教室によくたずねてこられます。
そうした方のお役に立てるように、基礎はこれからも丁寧に時間をかけて指導していきたいですね。
そのことが三線本来の魅力を伝えることにつながっていくと信じています。