気になる右手
こんにちは。
三線教室の栗山です(*^^*)
さて先日のレッスンで、こんなことがありました。
三線初心者を中心としたクラスのレッスン。課題曲「島人ぬ宝」の演奏も徐々にスムーズになってきました。
ですが皆さんの演奏の姿勢を見てみると、顔が下を向いています。
よく観察すると、バチをもつ右手の位置が気になり「今どの絃にバチが触れているのか」を確認されているようです。
…皆さんのお気持ちすごくわかります。
三線は三つの絃の間隔がほんとにせまい。なので自分が弾きたいと思っている絃とは違う絃を弾いてしまうこともしばしば。
また間違って二つの絃を同時に弾いてしまうこともあります。
何度練習してもバチを持つ右手の使い方は気になってしまうものです…。
習い始めの右手の考え方
では、この右手問題どうすればよいでしょうか。
私からのアドバイスは、
間違ってもいいから前を見て弾こう!
です。
初心者のころ、まずは間違えずに弾こうと思った絃を正しく弾くことを目指したいですよね。
ですがご安心ください。様々な練習を積み重ねることによって演奏に慣れ、右手のミスは次第に減っていきます。
右手の動かし方も定着し、右手の感覚で弾きたい絃を弾くことができます。
初心者のときに大切なのはレッスンで間違えずに弾くことよりも、この感覚をつかむことです。
最終的に人前で弾くことを想定し、少々ミスがあってもいいので前を向いて歌えるようになることを目指しましょう。
自信をもってバチをおろそう
以上、今回のブログでは、右手が絃にあたるかどうか気になっても前を向いて弾くことが大切だということをお伝えしました。
三線演奏のなかで姿勢は演奏のベースとなるとても大切な要素です。
正しく弾けていても顔が下を向いていては良い演奏ができません。
ですのでミスを恐れず、正面を向いて自身をもってバチをおろしてください。
徐々に演奏に自信がついてきたら、先生のバチのおろしかたを実際に見てバチの運び方を学ぶと、さらに良い動きになってきますよ。
ぜひ実践してみてくださいね。
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