【三線初心者必見】島唄の弾き方│中位と早弾きのコツを徹底解説

【三線初心者必見】島唄の弾き方│中位と早弾きのコツを徹底解説

こんにちは。

三線教室の栗山です(*^^*)

6月23日(日)は京都教室でした!

三線を始めたばかりの生徒さんから、「『島唄』や『オジー自慢のオリオンビール』を弾いてみたいけど、どう練習したらいいですか?」というご質問をよくいただきます。

この2曲は三線の定番曲ですが、初心者の方には少し難しいかもしれません。

そこで今回の京都教室では、この2曲の練習ポイントを詳しく解説しました!

この記事を読めば、「島唄」や「オジー自慢のオリオンビール」の演奏のコツが分かりますよ(^^)/

目次

「島唄」「オジー自慢のオリオンビール」を練習!

16時クラスでは、「島唄」「オジー自慢のオリオンビール」を練習しました(*^^*)

「島唄」は、ザ・ブームの代表曲として広く知られています。三線を始めたら誰もが一度は弾いてみたいと思う曲ですよね。

この曲を演奏するときに、とくに難しいのが「中位」での演奏です。

「中位」とは、通常は中指で押さえる位置を人差し指で押さえるように指を移動させることです。

勘所を押さえる指が一つずつずれることになります。

初めのうちは、この指の移動がスムーズにいかないのですが、練習を重ねてこの「中位」での演奏をマスターすると「島唄」を楽しみながら演奏できるようになります。

「オジー自慢のオリオンビール」は軽快なリズムが特徴の明るい曲。

「早弾き」という独特の奏法を使います。

一見難しく感じるかもしれませんが、焦らず段階的に練習すれば必ずマスターできますよ。

この曲は、人前で演奏すると、場の雰囲気を一気に盛り上げてくれます。

おさらい会や発表会などのイベントでよく演奏される人気曲で、生徒の皆さんも本番での演奏を楽しみに日々練習に励んでいますよ!

手の移動と「勘所」のズレを克服する

レッスンでは、「島唄」のサビ部分で、多くの生徒さんが苦戦しているのを見かけました。

サビに入るとき、左手を「中位」に移動する必要があるのですが、ここで正確な勘所(左手のポジション)の音を出すのが難しいんですよね。

勘所の感覚をつかむまでには時間がかかります。

これは誰もが経験することなので、あせる必要はありませんよ。

今回のレッスンでは、弦を押さえるときの左手の形や、指の正確な位置、細かい点まで丁寧に解説し、生徒の皆さんに実践していただきました。

レッスンを重ねるごとに、勘所のズレが徐々に解消されていく様子が見られ、嬉しいです(*^^*)

早弾きをマスターするための3つのポイント

「オジー自慢のオリオンビール」は軽快なリズムが特徴の明るい曲で、早弾きの技術が求められます。

この曲の魅力を最大限に引き出すには、テンポの速さだけでなく、一つ一つの音の正確さと歯切れの良さが重要です。

早弾きのマスターには、次の3つのポイントを意識して練習することをお勧めします。

①まずはゆっくり弾く

演奏の速度を求める前に、正確さを重視しましょう。

まずゆっくりとしたテンポで、一つ一つの音を丁寧に出すことから始めることをおすすめします。

②右手・左手の無駄な動きを省く

効率的な指の動きが早弾きの鍵となります。

右手の動きを最小限に抑えつつ、左手の指を素早く次の勘所へ移動させる練習を重ねましょう。

この動きがスムーズになれば、演奏のテンポを上げることができます。

③音が合わないときは勘所の基本の押さえ方に戻る

早く弾こうとするあまり、基本的な勘所の押さえ方がおろそかになることがあります。

うまくいかないときは、いったん立ち止まり、基本に立ち返りましょう。

正確な音を出すことが何より大切です。

これらのポイントを意識しながら練習を重ねることで、徐々に演奏の速度を上げていくことができます。

焦らず、自分のペースで上達を目指しましょうね!

よくある質問

Q1. 三線を始めてどのくらいで「島唄」が弾けるようになりますか?

個人差はありますが、短い時間でもコツコツ練習すれば、3〜6ヶ月程度で弾けるようになります

「中位」をマスターするのに時間がかかりますが、焦らず練習すれば必ず弾けるようになりますよ(*^^*)

Q2. 「オリオンビール」の早弾きができません…

いきなり速く弾こうとせず、まずゆっくりから始めることが大切です。

先生の手をみて弾き方をマスターし、右手の無駄な動きを省くことも重要です。

Q3. 「中位」がどうしてもできません…

「中位」は、指だけを動かそうとすると失敗します。

手全体の位置を上に移動させるイメージで練習してみてください。

詳しくはこちらの記事で解説しています▽

Q4. 独学でもマスターできますか?

独学でも練習は可能ですが、弾き方のコツは、実際に見て学ぶ方が上達が早いです。

当教室では、一人ひとりののペースにあわせて丁寧に指導しています。

独学と教室の違いについては、こちらの記事もご覧ください▽

まとめ│弾き方のポイント

今回は、三線で島唄の弾き方を詳しく解説しました。

まとめると次のようになります。

「島唄」の弾き方で最も難しいのが「中位」での演奏です。

手全体を移動させる感覚を掴むことがポイントで、コツコツ練習すれば3〜6ヶ月で習得できます。

「オリオンビール」の弾き方では、早弾きの技術が必要になります。

いきなり速く弾こうとせず、まずゆっくりから始めて、右手の無駄な動きを省くことが上達の近道です。

焦らず、楽しみながら練習してくださいね(^^)

体験レッスン募集中!

三線にご興味をお持ちの方はぜひ一度当教室の体験レッスンにお越しください!

体験レッスンの内容はこちらです▽

・三線を演奏する姿勢と構え方、音の出し方

・勘所(左手のポジション)の押さえ方

・工工四(沖縄の楽譜)の読み方

・「島人ぬ宝」を実際に演奏

三線をお持ちでない方も大丈夫!教室の三線を無料でお貸しします。手ぶらでお気軽にどうぞ(^^)/

体験レッスン料金:無料

三線の修理・購入に関するご相談もお気軽にお問い合わせください。

京都教室

体験レッスン日程:毎月第1~4日曜日10:00~11:00、第1・3日曜日14:00~15:00

会場;スタジオ・ハブ(京都市東山区大和大路通三条東入若松町399)

鈴鹿教室

体験レッスン日程:毎月第1~4土曜日13:00~14:00

会場;スズカト(三重県鈴鹿市住吉町 南谷口)

津教室

体験レッスン日程:毎月第1・3月曜日19:00~20:00

会場:虹の夢津(三重県津市観音寺町152)

四日市教室

体験レッスン日程:毎月第1・3木曜日13:30~14:30、18:00~19:00、19:00~20:00

会場:四日市市勤労者・市民交流センター(四日市市日永東1丁目2-25)

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