こんにちは。
三線教室の栗山です。
今回のブログでは、「動画や教則本を活用する場合、誰向けの発信かを考えてみよう」というテーマでお話ししていきます。
動画や教則本を活用する方が増えている
最近、沖縄三線の演奏に関する解説動画や教則本が増えていますよね。
ご自宅でできる趣味がブームなので、三線に興味をもたれる方や趣味で始める方がたくさん増えているんだなあと実感しています。
私の教室にご入会された方のなかにも動画や教則本で熱心に勉強されてから習いに来られる方が結構いらっしゃいますよ。
体験レッスンの時点でたくさんのことをご存じで、その研究熱心な姿勢に嬉しくなります。
動画や教則本を活用するときの注意点
さてそんな動画や教則本などの教材ですが、手軽にたくさんの情報が得られる一方で、三線をはじめたばかりの段階では、その情報が正しいのか間違っているのか分からず、一度間違った癖や知識を身に付けてしまうと後から修整しにくいデメリットもあることを知っておいてほしいのです。
じっさい三線の弾き方は、やはり先生からの指導を重ねなければなかなか身につかないものです。
たとえば三線の勘所の位置はとてもシビアです。押さえる場所がすこしずれるだけで音程は正確ではなくなってしまいます。しかし、楽器を始めたばかりの方がこの少しのずれに気付くことは難しく、ずれたまま練習を続けた結果、勘所の感覚がずれてしまう可能性があります。
また三線の弾き方も同じように、弾く時の細かい動作は実際にやってみると想像以上に難しいものです。誤った動作を繰り返し練習してしまう事で間違った癖が定着してしまい、後々直すのに時間がかかってしまう事があります。
動画や教則本の多くは初心者にわかりやすく説明することを目的としています。ですが、わかりやすくしようとするあまり、本当に大切なことを見失ってしまう。そんなケースもあることをぜひ知ったうえで活用していただきたいと思います。
誰向けの発信かを考えてみよう
三線をはじめる方には大きく分けて、
・自己流で自由に弾いて楽しみたい方
・本格的な演奏の技術を身に付けたい方
がいらっしゃいますよね。
たとえば、この「本格的な演奏の技術を身に付けたい方」が、「自己流で自由に三線を弾いて楽しみたい方」のために発信された情報を受け取り、それが正しいと思って実践してしまうと変な癖をつけてしまう可能性があります。
ですので、動画や教則本を活用するときには、一度立ち止まって、「これって誰向けの発信なんだろう」と考えてみると良いと思います。そしてもし情報の取捨選択ができなくて不安でしたら、教室で手ほどきを受けることをおすすめします。
以上、今回のブログは「動画や教則本を活用する場合、誰向けの発信かを考えてみよう」というテーマでお話しさせていただきました。
みなさんの三線ライフにぜひお役立ていただけたら幸いです!
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