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ピックアップ 沖縄音楽の話 2021.11.30

自分の言葉で楽譜(工工四)に書き込もう!

 

こんにちは。 

  

三線教室の栗山です。 

  

今回は「自分の言葉で楽譜(工工四)に積極的に書き込もう!」という話をします。 

  

楽譜は備忘録 

  

みなさんはふだん楽譜(工工四)をどのように使っていますか? 

  

私は、忘れていた記憶を思い出すための「備忘録」として主に活用しています。 

  

新しい曲を始めるとき、まずは先生の演奏を手本にします。 

  

そしてひたすらまねをして暗譜するまで練習します。 

  

先生の前では楽譜は使わずに弾いて、先生を見ることに集中します。 

  

そして、家で練習する時、先生の演奏を思い出しながら楽譜を見て復習します。 

  

「ここってこういう風に弾いていたんだ!」 

  

そんな感じで使います。 

  

その他、以前習った曲を久しぶりに演奏する時も、まずは楽譜を見て弾きます。 

  

楽譜を見て一つ一つ音を確認して弾く中で、先生の演奏を思い出していきます。 

  

このように楽譜は、習ったことを忘れないようにする備忘録として演奏を支えてくれています。 

  

自分の言葉で楽譜に書き込む 

  

さてそんな楽譜をより豊かに活用するために皆さんにおすすめしたいのが、自分の言葉で書き込みを入れることです。 

  

教室のレッスンでは、たとえば、 

  

「ここはこんなふうに弾きましょう」 

「ここはこんなふうに歌いましょう」 

  

といったように、楽譜には書いていない先生からの細かい指導があります。 

  

これってレッスンのときはいったん理解できるんですが、家に帰ると「先生ここ何て言ってたかな?」と不安になることが多いんです。 

  

なので、ここは大事と思ったら、楽譜にすぐ自分の言葉で書き込むことをおすすめします。 

 

たとえばこんな感じの書き方でいいと思います↓↓

・「速くならないように注意」

・「ここで息をとる」

・「歌の音程をゆっくり上げる」

 

  

まずは書いてみる 

  

私は最初の頃、「楽譜がぐちゃぐちゃになりそう…」と思ってなかなか書き込めませんでした。 

  

ですが、書き込みを続けてみると、久しぶりに演奏した曲でも文字から先生の教えを思い出すことができ、「ここに書きこんでおいて良かった」と思うことが多かったです。 

  

書き込んだ内容をあとで読んで意味がわからなくなることもあると思います。 

  

その時は先生にもう一度質問してみてください。 

  

あくまでも備忘録なので、先生の教えを思い出すきっかけになればいい。そんな感覚で自由に書き込んでみるといいと思います。 

  

ぜひ楽譜を自分だけの大切な備忘録として育ててみてください.

 

 

独学で三線を弾いているあなたは、楽譜をしっかり活用できていますか。 

 

もっと豊かな三線音楽の世界を知りたいという方は、ぜひ一度教室にお越しくださいね。 

 

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