こんにちは!
三線教室の栗山です(*^^*)
今日は、「沖縄三線の上達につながる練習方法3つ」というテーマでお話ししていきます。
三線練習のモチベーションの上げ方3つ
仲本光正著「絶対うまくなる 三線 100のコツ」(ヤマハミュージックメディア、2013年)という本があります。
ここに三線練習のモチベーションの上げ方が3つ紹介されていました。
「①人それぞれ目標も違うでしょうし、進み具合も違って当然です。決して焦らずに地道にコツコツと、が大切です。できるだけ毎日三線に触れ、仲よくなることが一番でしょう。
②好きな曲を見つけましょう。気に入った曲には、だれでも意欲的に取り組めるものです。自分のアンテナを張り巡らせて好きな曲に取り組むのもよいでしょう。
③人前で演奏などどんでもない!!私の三線じゃちょっとね!!と尻込みせずに、周りの人達に聴いてもらいましょう。友達とのちょっとした集まりや親戚など会合の席で、ちょっと一曲。沖縄の曲でなくても。簡単な同様のメロディーだけでもOKでしょう。ほら、喜ぶ顔が見えてきませんか?」(129ページ)
つまり、
①三線に頻繁に触れる
②好きな曲を練習する
③人前で演奏する
ということですよね。
これってモチベーションがあがるだけでなく、実際に上達につながる方法だと思うんですよね。
そこで自分の経験に照らし合わせて、それぞれの行動の大切さをお話ししてみようと思います。
上達につながる練習
それでは、
①三線に頻繁に触れる
②好きな曲を練習する
③人前で演奏する
の順に解説していきます。
①三線に頻繁に触れる
私の場合、曲を覚えるとき、仕上げるとき、思い出すとき…すべての場合で毎日の反復練習が不可欠です。
たまには一日長時間練習する機会を入れるのも効果的です。
特に暗譜が必要な時は、譜面をみることができないので、自分の感覚だけが頼りになります。
先生との練習とあわせて毎日のように三線にふれて反復することが、曲を体得することにつながっていきます。
②好きな曲を練習する
沖縄音楽には、たくさんの曲があります。
好きな曲もあれば、あまり好きではない曲もあり、得意な曲もあれば、苦手な曲もありますよね。
私の場合、自分の声の特徴をいかして歌いやすい得意な曲を練習することが好きでした。その分苦手な曲は少し練習時間が短めでしたが…。
このように苦手克服よりも得意をいかして練習した結果、得意な分野ができて三線の演奏に自信がつき、苦手だった曲も積み上げた技術を使ってこなすことができるようになりました。
まずは自分の強みや得意をみつけ、それをいかすように練習していただくのをおすすめします。
③人前で演奏する
人前で演奏することの一番の効果は「曲を仕上げる」経験ができることだと思います。
普段の練習では、曲を譜面の通り弾くこと、曲を覚えることまでで留まってしまうことが多いですよね。
これに対して演奏会やコンクールで演奏するときには、曲を暗譜し、テンポや、音の強弱、歌の旋律・節回しなど細かいところまでしっかり練習して本番にのぞむので、演奏のクオリティを高める機会となります。
そしてこの過程を経験することで、上達するための三線の練習の仕方がわかるようになるんですよね。
これが一番の財産になり、その後の練習の仕方が変わっていきました。
まずは実践する
今回のブログでは、三線練習のモチベーションのあげ方として紹介されていた3つのポイントから三線の上達につながる練習について考えてみました。
まずは、実際に行動することから始めてみてくださいね。
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