三線と三味線の違いをわかりやすく解説|沖縄三味線は三線と同じ楽器です

こんにちは。

栗山新也沖縄三線教室の栗山です(*^^*)

「三線と三味線って、どう違うの?」「沖縄三味線という楽器があるの?」——そんな疑問をお持ちの方は多いと思います。

結論をお伝えすると、「沖縄三味線」と「三線」は同じ楽器です。正しい呼び方は「三線(さんしん)」といいます。そして三線と三味線は、よく似た姿をした別々の楽器です。

この記事では、三線と三味線がどこで違うのかを、大きさ・皮・弾き方・楽譜といった点から見ていきます。

目次

「沖縄三味線」は三線のことです

三線(さんしん)は、琉球王国時代から受け継がれてきた沖縄の弦楽器です。3本の弦を張り、胴にニシキヘビの皮を使うのが最大の特徴で、古典音楽から民謡、ポップスまで幅広く使われています。

「沖縄三味線」という呼び方は、本土の方にとって三味線がなじみ深い楽器であることから、「沖縄にある三味線に似た楽器」という意味で自然に広まったとみられます。正式な呼称としては「三線」を使います。

沖縄でも、かつては「三線」「三味線」「蛇皮線(じゃびせん)」など、いくつかの呼び方が並んで使われていました。現在の「三線」という呼称が定着した経緯については、別の記事に詳しくまとめています。

三線と三味線の違いを一覧で

三線と三味線は、姿は似ていても、大きさから弾き方までそれぞれに違いがあります。主なところをまとめました。

三線三味線
大きさ全長約80cm全長約100cm
重さ約1kg約2〜3kg
胴の皮ニシキヘビの皮犬・猫の皮、近年は合成皮も
弾く道具爪型のバチを人差し指にはめるイチョウ型の撥を手に持つ
楽譜工工四(くんくんしー)文化譜など
発祥琉球(沖縄)日本本土
主な音楽琉球古典音楽、沖縄民謡、沖縄ポップス長唄、義太夫、津軽三味線、民謡

大きさと重さ

三線のほうがひとまわり小ぶりで、軽くできています。抱えたときの感覚もずいぶん違いますので、実際に持ち比べてみると、いちばんわかりやすい違いだと思います。

胴に張る皮

三線はニシキヘビの皮を張ります。三味線は犬や猫の皮を使ってきましたが、近年は合成の皮も広く使われるようになりました。この皮の違いが、それぞれの楽器の音色をつくっています。

弾く道具

三線では、水牛の角などでできた爪の形のバチを、右手の人差し指にはめて弾きます。三味線は、イチョウの葉のような形をした撥を手に持って打ちます。

楽譜

三線では「工工四(くんくんしー)」という沖縄独自の楽譜を使います。漢字で音の位置を示すもので、五線譜とは成り立ちが異なります。三味線では文化譜などが使われます。

歴史のつながり

歴史をたどると、三線のほうが先に生まれた楽器です。14〜15世紀に中国から琉球へ伝わり、16世紀後半に日本本土へ渡って「三味線」として発展したというのが定説です。二つの楽器が似ているのは、もとをたどれば同じ流れにあるためです。

三線は初心者でも始めやすい楽器です

三線の演奏では五線譜を使いません。工工四という楽譜を使いますので、楽譜を読んだ経験がない方でもそのまま始められます。

当教室の生徒さんの9割が、楽器の経験がないところからのスタートです。「沖縄が好き」「音色に魅かれて」という動機で始めた方が、今では沖縄民謡の名曲を弾いています。

生徒さんからこんな声をいただいています。

「最初は単に演奏を習いに来ただけでしたが、三線の歴史や文化を学ぶうちに、演奏がより楽しく感じられるようになりました」(40代女性)

よくある質問

三線と三味線の違いは?

大きさ(三線は約80cm・三味線は約100cm)、重さ(約1kg・約2〜3kg)、胴の皮(ニシキヘビ・犬猫や合成皮)、弾く道具(指にはめるバチ・手に持つ撥)、楽譜(工工四・文化譜など)が主な違いです。三線のほうが先に生まれ、16世紀に本土へ渡って三味線に発展しました。

沖縄三味線と三線は同じ楽器?

同じ楽器です。「沖縄三味線」は本土の方が三味線になぞらえて呼んだ通称で、正式には「三線(さんしん)」といいます。

三味線を弾いた経験があれば、三線もすぐ弾ける?

弦楽器に触れた経験は活きますが、バチの持ち方や楽譜が変わりますので、そこは新しく覚えていただくことになります。三味線の経験がある方も、初めての方も、当教室では同じように一からお伝えしています。

三味線教室を探しているのですが、三線教室でも大丈夫?

沖縄の音楽を弾いてみたいということでしたら、三線教室をお選びください。長唄や津軽三味線を習いたい場合は、本土の三味線を教えている教室が向いています。迷われたときは、体験レッスンで実際に手に取っていただくのが早いと思います。

三線を実際に弾いてみませんか?

この記事を読んで「三線、弾いてみたいかも」と思いませんでしたか?

栗山新也沖縄三線教室では、京都・津・鈴鹿・四日市・名古屋・大阪なんばの各教室で無料体験レッスンを開催しています。三線レンタル無料・手ぶらでお越しください。

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