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三線の始め方ロードマップ|何から始めればいい?を5ステップで解説

はじめに
こんにちは。
三線教室の栗山です(*^^*)
「三線を始めてみたいけど、何から手をつけたらいいんだろう?」
この疑問は、体験レッスンでも本当によくいただきます。
三線を手に入れたはいいけれど、次に何をすればいいのかわからない。そんな方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、三線を手に入れるところから曲が弾けるようになるまでの道のりを、5つのステップでわかりやすく解説していきます。
焦って早く上達しようとするのではなく、1つ1つの過程を楽しみながら学んでいくことが大切です。それでは一緒に見ていきましょう。
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以下、記事でもくわしく解説していきますね。
ステップ1:三線を用意・メンテナンスする
まず最初のステップは、三線を手に入れることです。
新しく買うのもいいですし、教室で楽器を貸し出してくれるところもありますので、まずはレンタルで始めて、「これは続けたい」と思ってから購入しても遅くありません。
購入する場合は、三線専門店に相談して予算内で自分に合ったものを選ぶのがおすすめです。
古い三線を使う場合はメンテナンスを
ご家族やご親戚の三線が押入れに眠っているという方もけっこういらっしゃいます。その三線を使うことももちろんできます。
ただし、長い間しまってあった三線は、糸やカラクイが傷んでいることが多いので、一度しっかりメンテナンスをしてから始めてください。糸とカラクイは全部交換した方がいいですね。
最初にきちんと直しておいた方が、音も気持ちよく出ますし、三線をずっと楽しめますよ。
もちろん、古い三線があっても新しく買うという選択肢もあります。先生や三線専門店に相談してみてくださいね。

ステップ2:準備と調弦(チューニング)を行う
三線が手元に来たら、まずは演奏できる状態にしましょう。
ウマを立てる
「ウマ(ンマ・駒)」というのは、皮の上に立てて糸を支える小さなパーツです。このウマがあることで糸がピンと張られて、弾いたときにしっかり音が出るようになります。本皮の場合、演奏しないときはウマを外しておくのが基本です。
構え方を覚える
三線の構え方には基本の形があります。正しい構え方を最初に覚えておくと、動きに無駄がなくなり、その結果上達につながります。
構えたら、右手の爪で糸を弾いてみてください。ポロンと音が出ます。まずは音が出る楽しさを感じてくださいね。
調弦(チンダミ)をする
調弦とはチューニングのことで、沖縄の方言では「チンダミ」と言います。三線を弾く前には毎回このチンダミをする必要があります。
三線の基本の調弦「本調子」では、男弦をC(ド)に合わせた場合、中弦をF(ファ)、女弦をC(ド)となります。
初心者の方には、クリップ付きチューナーの使用がおすすめです。三線に挟むだけで音が合っているかどうかを目で確認できますので、最初はチューナーに頼って大丈夫ですよ。
教室に通っている方は、教室で調子笛を使った調弦練習すると音の高さを判断する耳が鍛えられます。

ステップ3:勘所(かんどころ)を覚える
調弦ができるようになったら、次は「勘所」を覚えていきます。
勘所というのは、左手の指で糸を押さえて音の高さを変えるポイントのことです。三線にはギターのようなフレットがないので、指の感覚で覚えていくんですね。
覚えるのは名前と位置、そして左手の形
勘所にはそれぞれ「合(あい)」「乙(おつ)」「老(ろう)」「四(よん)」といった名前がついています。まずはこの名前と位置を覚えていきましょう。
そして名前と位置だけでなく、左手全体の形を正しく覚えることがとても重要です。
変な癖がついてしまうと、後から直すのがとても大変です。最初のうちに正しいフォームを身につけておくことで、上達しやすくなります。

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ステップ4:課題曲を1音ずつゆっくり弾く
基礎ができたら、いよいよ実際の曲に挑戦です。
最初の1曲は、自分が知っている曲を選ぶのがおすすめです。当教室では「涙そうそう」や「島人ぬ宝」など、皆さんが聴いたことのある曲から始めることが多いですね。
最初はリズムをつけない
ここで大切なのは、最初はリズムをつけず、1音1音ゆっくりと確実に出す練習をすることです。
工工四(三線の楽譜)の勘所の表を見ながら、一つずつ確認しながら弾いていきます。
焦ってリズムをつけようとすると、勘所の位置が曖昧なまま進んでしまいます。遠回りに見えるかもしれませんが、1音ずつ丁寧に弾く練習が、結果的に一番の近道になりますよ。
ステップ5:リズムをつける・弾き歌い・歌を深める
1音ずつゆっくり弾けるようになったら、次のステップに進みましょう。
リズムをつけて弾く
まずは原曲を聴きながら、リズムに合わせて弾いてみてください。最初はゆっくりなテンポから始めて、慣れてきたら少しずつテンポアップしていくと良いでしょう。
弾き歌いに挑戦する
三線の曲はほとんどが歌を伴います。三線だけ弾くのではなく、弾きながら歌う「弾き歌い」が基本のスタイルです。
「演奏と歌を同時にやるなんて無理!」と思うかもしれませんが、大丈夫です。演奏を体が覚えてくると、少しずつ歌をのせられるようになりますよ。
弾き歌いができるようになると、三線の楽しさが何倍にもなります。ここが三線の一番の醍醐味だと思います。
歌を深める
レパートリーが増えてきたら、さらに歌を深めていく段階です。
たとえば、先生についてしっかり習い、歌の発声や節回しなど、独学では身につきにくい部分を学んでいきます。
コンクールに挑戦してみるのもいいですね。目標ができると練習にも張り合いが出ます。
人前で歌う機会も増えてきます。発表会やイベント、地域の集まりなど、誰かに聴いてもらえるのは本当に楽しいものですよ。
そしてもうひとつ、私がおすすめしたいのが歌碑巡りです。沖縄には三線の歌にゆかりのある場所に歌碑が建てられているところがあります。実際にその場所を訪れて、歌が生まれた背景や風景を感じてみる。そうすると、同じ曲を弾いても歌への向き合い方がまったく変わってくるんですね。
三線は弾けば弾くほど奥が深くて、何年続けても新しい発見がある楽器です。
まとめ
今回は、三線の始め方ロードマップとして、5つのステップをご紹介しました。
① 三線を用意・メンテナンスする
② 準備と調弦(チューニング)を行う
③ 勘所(かんどころ)を覚える
④ 課題曲を1音ずつゆっくり弾く
⑤ リズムをつける・弾き歌い・歌を深める
大事なのは、完璧を目指さないこと。一つひとつのステップを楽しみながら進めていけば、必ず弾けるようになりますよ。
まずはステップ1から、一歩ずつ進んでいきましょうね。
このブログが皆さんの三線ライフのお役に立てたら嬉しいです(*^^*)
▼ 動画でも解説しています
5つのステップを実際に三線を弾きながら解説しています。こちらもあわせてご覧ください。
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