独学で楽しむ人の増加
こんにちは♪
三線の習い方には、教室で先生について習う、本や動画などを見て独習する、の二つがありますよね。
私はもちろん前者で、沖縄で教室(沖縄では「研究所」といいます)に通い先生の指導のもと研鑽を積んできました。
京都や三重で教室をひらくようになり、たくさんの人と知り合う中で驚いたのが、本や動画をもとに独学で三線を弾いている方がとても多いこと!!
もちろん教室が少なく近くにないのもありますが、三線を独学でマスターしている方がここまでいるのかとたいへん驚きました。
「島唄」が流行した1990年代半ばから沖縄ブームの頃にかけて、このような三線の愛好者の方が急増したとみています。
私は、三線教室で指導しているわけで、、、もちろん教室で習う方をおすすめしたいわけですが、その大きな違いは何か考えてみました。
やっぱりちがうのは「声」
独習で身につけた場合と教室で習った場合を比べてみて、私が最も大きな違いだと感じるのが声です。
これは私の師匠が話していたことですが、若いころはまず歌い込みをして声を作ることが大切です。
師匠についてとにかくたくさん歌い込んでいくこと。
そのなかで声が安定し、やわらかく、しなやかになり、師匠に似ていきます。
そして徐々に師匠がみえる歌になっていきます。
私も研鑽をつみ、生徒さんたちにそのような体験をしていただける教室にしていきたいと思っています。
習いにきて良かった!と思ってもらえるよう日々のレッスンを頑張ります!!