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京都教室 鈴鹿教室 2019.07.03

【沖縄三線】古典音楽、その心構えと魅力について

 

こんにちは!

 

沖縄三線教室の栗山です(*^^*)

 

当教室には三線経験者の方から多くのお問い合わせをいただいています。

 

その中でも特に「古典音楽を学びたい」というご要望が目立ちます。

 

今回は、沖縄三線の古典音楽の学び方について、私の経験と生徒さんの声を交えながらお話しします。

 

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古典音楽の難しさ

 

沖縄三線の古典音楽に対して、多くの方が技術的な難しさや息継ぎの難しさを感じていらっしゃいます。

 

また、

「曲を覚えるのに時間がかかる」

「先生の歌い方を真似するのが難しい」

といった声もよく耳にします。

 

これらは、古典音楽を学び始めた方が共通して感じる課題です。

 

私自身も、三線の古典音楽を始めた頃は同じような悩みを抱えていました。

 

古典音楽習得の喜びと変化

 

ですが、ある時期に突然古典音楽が楽しくなってきました。

 

自分の地声が以前よりも響き、明らかに声が変わってきたのです(「声をつくる」ということが実感できたんです)!

 

また以前は息切れしていた曲が、安定して歌えるようになりました。

 

毎回の稽古で先生をまねること、難曲に時間をかけて取り組むこと…そのひとつひとつがつながり、一気に成長できたのだと思います。

 

古典音楽上達のための心構え

 

古典音楽は「すぐにわかる」「すぐに効果が出る」というものではありません。

 

長い時間をかけてその魅力にゆっくり気付いていくものなんでしょう。

 

当教室の生徒さんたちも、この技がゆっくりからだにしみこむ喜びを感じながら、日々稽古に取り組んでいます(*^^*)