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ピックアップ 沖縄音楽の話 2021.11.21

三線の駒(ウマ・ンマ)の向き・立て方・位置について解説します!

 

 

こんにちは。

 

三線教室の栗山です。

 

今回のブログでは三線の駒(ウマ・ンマ)の向き・立て方・位置について解説していきたいと思います。

 

駒(ウマ・ンマ)の向き

 

三線は、はじいた絃の音を蛇の皮の胴で共鳴させることによって音が鳴ります。

 

この絃の振動を皮に伝えるのが駒(ウマ・ンマ)の役割です。

 

駒▽

 

まずは駒の向きから学んでいきましょう。

 

横からみて、傾斜がついている側が表、垂直にまっすぐな方が裏になります。

 

竹製の物だと、竹の表面、ツルツルしている面が表で竹の繊維が良く見える方が裏です。

 

 

 

 

表側を棹のほうに向けて立てます。

 

 

向きを間違えると駒を立てたときに倒れやすくなってしまいますので気を付けてくださいね。

 

駒の立て方

 

次に駒の立て方です。

 

まず絃の下に親指をいれ、3本一緒に持ち上げます。

 

はじめは指が痛いかもしれませんが、コツをつかめばあまり力を入れなくても軽く持ち上げることができるようなります。

 

練習してみてください。

 

 

続いて、持ち上げた絃の下に駒を置きます。

 

このようにいったん棹と胴の接触部あたりに立てましょう。

 

 

そしてそれぞれの絃を駒の溝に通してください。

 

 

 

駒(ウマ・ンマ)の位置

 

最後に駒の位置です。

 

立てた駒はそのまま下にスライドして、胴の下から指三本の距離のところに立てましょう。

 

 

 

この時の注意点として、絃がゆるすぎると絃が駒から外れてやすくなります。また絃が強く張りすぎていると駒がたおれやすくなるので注意しましょう。

 

絃は適度に張っている状態にしておいてくださいね。

 

 

 

これで完成です。

 

以上、今回のブログでは三線の駒(ウマ・ンマ)の向き・立て方・位置について解説しました。

 

ぜひ参考にしてくださいね!!

 

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