こんにちは(^^)/
今回のブログは三線の教則本についてのお話です。
三線を始めたばかりの頃、参考にすることが多い教則本。
たくさん種類が出ていますよね!
姿勢や弾き方のポイント、初心者用の楽譜などが掲載されていて、参考になる点も多いのではないでしょうか。
教則本をもとに三線の初歩を独学で学び、「もう少し深く学びたい!」と教室に通われる方も多いようです。
ですが実際に教室に通ってみると、「教室での指導と教則本に書いてあることがちがうなあ…」とお感じになった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回のブログでは、教則本を使うときの注意点についてお話させていただきます。
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だれが書いた教則本??
三線教室の初心者の方に向けた指導では、最初に三線を持つ姿勢・構え方、弾き方、勘所の押さえ方等を習います。
しかし教室での指導が、教則本やインターネットに出ているやり方と若干異なる場合があります。
たとえば、
・勘所を押さえる際に使用する指
・勘所を押さえるときの左手の形
・バチ(爪)を当てる位置
などには違いがみられることが多いですね。
では、三線教室の先生、教則本のどちらかが間違えたことを教えてるのでしょうか?
いえいえ・・・そんなことはありません。
三線の先生も教則本もどちらも正しいのです。
なぜなら三線音楽には、沖縄民謡、古典音楽、八重山民謡、宮古民謡……など様々なジャンルがあって、弾き方や声の出し方が少しずつ異なるんですね。
それぞれのジャンルで求められる三線の音や声の色が異なるので、指導の仕方も少しずつ違いがでてくるのです。
先生や教則本の筆者がどのような方に手ほどきを受けてきたかによっても演奏法に違いが出てきます。
その背景を理解したうえで、教則本を活用していただけたらと思います。
教室に通っていらっしゃる方は、教則本を絶対視せず、自分がいま手ほどきを受けている先生の指導を大切に、先生の指導と教則本の内容が重なる点は、教則本を復習に活用しくださいね。
独学の場合は、著者が演奏しているジャンルをよく理解したうえで、ご活用いただけたらと思います。
以上、今回のブログでは教則本を活用する際の注意点についてお話しさせていただきました♪
最後までお読みいただきありがとうございました(^^)