こんにちは。
三線教室の栗山です(*^^*)
日曜日は京都教室でした!
「声出(こえだし)」と「声切(こえきり)」
さてみなさんはこちらの記号をご存じでしょうか。
拡大してみますね▽
最初の丸の記号は、歌い始める(声を出す)位置を示す「声出(こえだし)」。
次の四角の記号は、歌い終わる(声を切る)位置を示す「声切(こえきり)」と呼んでいます。
沖縄音楽の曲のほとんどには歌があります。
前奏(前歌持ち)から始まり、歌がはじまる位置に「声出」の記号。そして歌が切れる「声切」の位置まで歌が続きます。「声切」で一度歌が切れたら三線だけの間奏(中歌持ち)となり、再び「声出」→「声切」…と続いていきます。
「声切」までしっかり声を出そう
今回の京都教室では、三線を始めて間もない方が中心のクラスの中で、この「声出」「声切」の意味を学びました。
このうち「声切」で注意したいのが、声を切るギリギリまで声がしっかり出ているかどうかです。
声を出し始める「声出」の位置では大きく良い声が出ていたのに、しだいに息が苦しくなって声を切る位置まで歌が続かなかった…こんな経験はありませんか?
歌三線では、声を出し始めてから声が切れるまで、息切れすることなく安定して声をのばすことが大切です。
そのためには歌うときに息を上手にコントロールする必要なんですね。
歌い出す前に必ず息を整え、声を出すときや歌詞を発音するときに吐きすぎないように練習すると良いと思います。とくに「声出」の位置では力が入りやすく一気に息をはいてしまいやすいので注意してくださいね。
「声出」から「声切」まで一息で歌いきれない場合には、無理して歌を続けようとせず、途中で息継ぎをしてください。
様々曲を学ぶ中で少しずつ息づかいを習得し、しだいに一息で歌えるようになっていきますよ。
じっくり時間をかけて学んでくださいね(*^^*)
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