こんにちは。
三線教室の栗山です。
今日は京都教室でした(*^^*)
レッスンにお越しいただいた生徒Aさん(ご入会いただいて半年ほど)か
レッスンでもお話ししましたが、全く経験がない状態で入会した場合、初心者だけに限ったレッスンがなければ、レッスンについていけず結果的に三線が楽しくなくなってしまいます。
まわりの方が上級者ばかりで、自分だけ置いてきぼり…こんな状況ではレッスンに行くのがつらいですよね。
そこで当教室では、「体験・基礎クラス」「少人数クラス」「初級クラス」など、初心者のためのレッスンを充実させ、それぞれのご要望やレベルに応じたレッスンを受けていただけるようにしています。
この考え方は自分自身が先生に基礎・基本を丁寧に教えてもらった経験からきています。
「せっかく三線を始めるのなら、ちゃんと習いたい(もちろん楽しく)」
ご入会いただく生徒さんのこの気持ちは、私自身が三線を始めたときと同じ気持ちなんです。
これからも未経験や初心者からスタートする方を丁寧にサポートしていきますね(^^)/
※三線(さんしん)の始め方は?楽器初心者にもおすすめの理由を紹介
歌を深めることが演奏の土台をつくる
15時からの少人数クラスでは「かぎやで風節」を集中的に練習
細かいところの音程の上げ下げまで、かなり仕上げてきてい
「なんでこんなすぐに音が取れるんだろう…?」と、ほんとに驚いています。
レッスンでは、音程が下がるとてもむずかしい箇所があり、そこを何度も繰り返し練習しました。
古典音楽では声の音程と三線の音程が全く同じではありませ
三線と歌を同時に練習して、三線に歌を合わせることなく歌を中心にしていけると良いですね。
それから歌詞の発音も大事な要素だということをお伝えしました。
古典音楽では歌詞の一つ一つをひきのばして歌うので、息が続かなくなることがあります。歌うときに息を出しすぎてしまい、使える息が少なくなると歌詞が発音しにくくなってしまいます。
声はなんとかのばせているけど、何の歌詞を歌っているのかわからない。そんな状況に陥りやすいんですね。
そこでレッスンでは息が続かないようであればしっかり事前に歌を切って、息継ぎをすること。
息を無理やり伸ばすことよりも、歌詞の発音や節回しを重視すると良いことなどをお伝えしました。
こうやって三線だけでなく歌を磨く、そして深める。そのことが皆さんの演奏の土台をつくることになるので、一緒に頑張りましょう!!
力まず、そーっと歌い出す
16時からの少人数クラスでは、コンクールの課題曲「伊野波節」を練習しました。
全体で課題曲を練習したあと、個別に演奏の仕上がりをみていきます。
コンクールの本番で緊張したとしても練習通りの演奏ができるようにするためには、今の時期からしっかり体に染み込ませていかなければなりません(本番は7月末~8月ごろ)。
ですので、まずは一人で演奏する力をつけていこうとしています。
今回のレッスンでは声の力の入れ方についてアドバイスさせていただきました。
例えば、高音の声をひきのばして歌う場合、声を出すときに力が入って押し上げよう
なので、力まずに、そーっと歌い出す。
これはかなり高度な技で、すぐにできるわけではありません。ですが、まず意識を変えて取り組もうとすることが大切なんです。
こんな感じで、細かいところに注目しながら、一人で歌いきる練習をしました。
終わった後はヘトヘト…でも充実感がありましたね。
レッスンの前には生徒さん同士、お互い誘いあって一緒に練習するなど気合が入っ
一口に「三線を楽しむ」といっても、楽しみ方や思いは個人個人で違いますよね。このクラスでは、目標に向かって一生懸命頑張り、自分自身の成長を感じることを通じて三線を楽しむ!
こんな感じでしょうか(*^^*)
そんな思いにもこたえていける教室でありたいですね。
みなさんのまっすぐで熱心な姿勢に、いつも力をいただいています!
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