【ちむどんどんで話題】「月ぬ美しゃ」「娘ジントヨー」など劇中で歌われた三線音楽を解説

【ちむどんどんで話題】「月ぬ美しゃ」「娘ジントヨー」など劇中で歌われた三線音楽を解説

こんにちは!

三線教室の栗山です(*^^*)

NHK朝ドラ「ちむどんどん」をご覧になって、劇中で流れる三線の美しい音色に心を奪われた方も多いのではないでしょうか?

三線を始めたばかりの生徒さんから、「ちむどんどんで流れていた曲を弾いてみたい!」というご質問をたくさんいただきます。

今回は、劇中で印象的に使われた「月ぬ美しゃ」と「娘ジントヨー」の2曲について、歌詞とその意味を詳しく解説します!

この記事を読めば、ちむどんどんで流れていた三線音楽をもっと深く楽しめるようになりますよ(^^)/

目次

月ぬ美しゃ(つきぬかいしゃ)

「月ぬ美しゃ」の歌詞と意味

一、月ぬ美しゃ十日三日 女童美しゃ十七つ (ホーイチョーガ)

二、東から上りおる大月ぬ夜 沖縄ん八重山ん照らしょうり (ホーイチョーガ)

【意味】月が(いちばん)美しいのは十三夜、乙女が美しいのは十七歳。東から上がる大きなお月様、沖縄も八重山も照らして下さい。

「月ぬ美しゃ」の魅力と背景

「月ぬ美しゃ」は、八重山地方(石垣島・竹富島など)に伝わる子守歌です。

美しい旋律と歌詞が特徴で、沖縄民謡の中でも特に人気の高い曲の一つなんですね。

「ちむどんどん」では、大工哲弘さん演じる三線奏者・上原照賢が歌うシーンが印象的でした。

「ホーイチョーガ」というハヤシがつくことから、「チョーガ節」ともいわれ、民謡としても親しまれています。

歌詞に込められた意味

一番の歌詞「月ぬ美しゃ十日三日 女童美しゃ十七つ」は、月が最も美しいのは十三夜、乙女が最も美しいのは十七歳という意味です。

自然の美しさと人間の美しさを重ね合わせた美しい表現ですね。

二番の「東から上りおる大月ぬ夜 沖縄ん八重山ん照らしょうり」は、東から昇る大きな月が、沖縄も八重山も照らしてくださいという意味です。

月の光が島全体を優しく包み込む情景が目に浮かびますね。

娘ジントヨー(むすめじんとよー)

「娘ジントヨー」の歌詞と意味

ドラマの中で歌われた1番と5番の紹介です。

一、南風吹けば 咲く花の美らさよ
島の美童の ジントヨー
思い染めてよ
ジントヨー ジントヨー

五、流す涙なら 潮風で消えるよ
つらい思い出は ジントヨー
歌で消えるよ
ジントヨー ジントヨー

【意味】
※美ら:美しい、きれいな
ジントヨー:本当に・そうだ

「娘ジントヨー」の魅力と背景

作詞・久米仁、作曲・普久原恒勇による新民謡です。

民謡歌手の我如古より子さんが歌い、広く親しまれるようになりました。

「ちむどんどん」では、上白石萌歌さん演じる歌子の切ない恋心を表現する場面で使われ、印象的でしたね。

「ジントヨー」とは「本当に」「そうだ」という意味で、歌詞に独特のリズムを与えています。

よくある質問

Q1. 楽器未経験でも沖縄民謡にチャレンジできますか?

はい、楽器が全く初めての方でも大丈夫です!

当教室に通われている生徒さんの9割以上が楽器未経験から始めています。

三線は、工工四(くんくんしー)という独自の楽譜を使うため、五線譜が読めなくても演奏できます。

Q2. 「ちむどんどん」を見て三線を始めたいのですが、何から始めればいいですか?

まずは三線の基礎から学ぶことをおすすめします。

当教室の体験レッスンでは、三線の持ち方、音の出し方、工工四の読み方などを一から丁寧に指導します。

全く初めての方でも安心して始められますよ(*^^*)

Q3. 三線をまだ持っていないのですが、レッスンを受けられますか?

はい、大丈夫です!

体験レッスンでは三線を無料でレンタルしていますので、手ぶらでお越しください。

ご入会後も、信頼できる沖縄の職人から取り寄せた三線を、3万円台からご購入いただけます。

まとめ│ちむどんどんの三線音楽を楽しもう

今回は、NHK朝ドラ「ちむどんどん」で使われた「月ぬ美しゃ」と「娘ジントヨー」について詳しく解説しました。

「ちむどんどん」を見て三線に興味を持った方は、ぜひこれらの曲に挑戦してみてください!

当教室では、三線が全く初めての方でも、基礎から丁寧に指導しています。

「ちむどんどん」で流れていた曲を自分で弾けるようになる喜びを、ぜひ体験してくださいね(*^^*)

体験レッスン募集中!

三線にご興味をお持ちの方はぜひ一度当教室の体験レッスンにお越しください!

体験レッスンの内容はこちらです▽

・三線を演奏する姿勢と構え方、音の出し方

・勘所(左手のポジション)の押さえ方

・工工四(沖縄の楽譜)の読み方

・「島人ぬ宝」を実際に演奏

三線をお持ちでない方も大丈夫!教室の三線を無料でお貸しします。手ぶらでお気軽にどうぞ(^^)/

体験レッスン料金:無料

※三線の修理・購入に関するご相談もお気軽にお問い合わせください。

京都教室

体験レッスン日程:毎月第1~4日曜日10:00~11:00、第1・3日曜日14:00~15:00

会場;スタジオ・ハブ(京都市東山区大和大路通三条東入若松町399)

鈴鹿教室

体験レッスン日程:毎月第1~4土曜日13:00~14:00

会場;スズカト(三重県鈴鹿市住吉町 南谷口)

津教室

体験レッスン日程:毎月第1・3月曜日19:00~20:00

会場:虹の夢津(三重県津市観音寺町152)

四日市教室

体験レッスン日程:毎月第1・3木曜日13:30~14:30、18:00~19:00、19:00~20:00

会場:四日市市勤労者・市民交流センター(四日市市日永東1丁目2-25)

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