体験レッスンで勘所(かんどころ)を丁寧に指導する3つの理由

体験レッスンの流れ「島人ぬ宝」が弾けるまでの3ステップを示した図

こんにちは。

栗山新也沖縄三線教室の栗山です。

三線を弾くうえで、最初に身につけたい基礎の一つが「勘所(かんどころ)」の押さえ方です。三線の棹(さお)にはギターのようなフレットがありません。だからこそ「どこを押さえれば正しい音が出るのか」を、自分の指の感覚でつかんでいく必要があります。

そして実は、勘所でいちばん差が出るのは「位置」ではなく「押さえ方」です。そしてこれは、対面で手の形を見てもらってこそ身につくものです。

この記事では、三線講師として多くの初心者の方を指導してきた経験をもとに、三線の「勘所」とは何か、なぜ押さえ方が大切なのか、そして当教室の体験レッスンでどのように指導しているのかを解説します。

目次

三線の「勘所(かんどころ)」とは

「勘所」とは、弦を押さえて音の高さ(音程)を定める位置(ポジション)のことです。ギターでいうフレットの押さえどころにあたります。

三線の演奏は、この勘所の音を順番に弾いて、音と音をつないでいくことで音楽がつくられていきます。だからこそ、勘所の位置と押さえ方を正しく覚えることが、演奏の土台になります。

体験レッスンでは「島人ぬ宝」を弾きながら勘所を学びます

当教室の体験レッスンは、「島人ぬ宝」を1曲弾けるようになることを目標に、次の3ステップで進めます。勘所の押さえ方も、この流れのなかで丁寧にお伝えしています。

  1. 三線の音をだしてみよう!……三線の持ち方・姿勢・バチ(爪)の持ち方、三線の弾き方を学びます。
  2. 勘所を押さえてみよう!……勘所(左手で押さえるポジション)の位置と名前、押さえ方を学びます。
  3. 「島人ぬ宝」を弾いてみよう!……工工四(くんくんしー=三線譜)の読み方を学びながら、「島人ぬ宝」にチャレンジします。

勘所の指導では、こんな表を使っています。位置と名前を一つずつ確認しながら、押さえ方を身につけていきます。

三線の勘所(かんどころ)の位置と名前を示した一覧表

ここでの指導で心がけているのは、受講した生徒さんが正しい音を出せるまで、じっくり向き合うことです。

最初は誰でも勘所を覚えるのに時間がかかりますし、変な音がでてしまうこともあります。それでも「弾いてみたい」という思いがあるからこそ、体験に来てくださっているはずです。だからこそ、弾けるまで一緒に頑張りましょう──そんな思いでレッスンしています。

勘所の指導を体験レッスンで大切にする3つの理由

勘所の指導は、体験レッスンのなかでもとくに時間をかけています。その理由は、次の3つです。

理由①:勘所は「位置」より「押さえ方」が大事だから

勘所の練習では、位置を覚えることよりも、押さえ方(押さえるときの左手の形)のほうが大切です。

正しい押さえ方を学ぶと、次の勘所への指の動かし方がスムーズになります。きれいに指を運べると、結果的に勘所と勘所の音がつながり、一つひとつの音をきれいに出すことができます。

何度弾いても勘所の音がずれてしまうとき、その弾き方をみてみると、正しい押さえ方と指の運び方が身についていないことが多いのです。だからこそ、ここをしっかりお伝えしています。

理由②:最初に間違った押さえ方を覚えると、後から直しにくいから

長年の演奏経験があって当教室に入会された生徒さんを指導させていただくと、勘所の押さえ方にクセがついてしまい、なかなか直せないことがあります。

「最初に基礎の練習をしっかりやりたかった」──そうした生徒さんから、よくこのようなお声をいただきます。

そんな経験から、当教室では体験レッスンの段階から、正しい勘所の押さえ方をしっかりお伝えするようにしています。せっかく始めていただいたのですから、「最初にしっかり学んでおいてよかった」と思えるレッスンにしたいと考えています。

理由③:先生を見て演奏を学ぶ、はじめの一歩になるから

実は、これが一番の目的です。

勘所を練習するとき、押さえ方が上手くいかなければ、私の実際の手を見て学んでいただいています。私の手をまねて取り組む生徒さんは、その後も私が手本を示したときに、楽譜ではなく実際の演奏を見て学べるようになります。

先生の演奏を見て、一緒に弾いて学ぶ──これが三線の習い方の基本であり、独学では得られない教室ならではの価値です。これをはじめに体感していただくと、のちに素直で良い演奏ができるようになります。

まとめ

三線の勘所は、位置だけでなく「押さえ方」が大切です。最初に正しい押さえ方を身につけることで、指の運びがスムーズになり、音がきれいにつながります。逆に、最初についたクセは後から直しにくいため、はじめが肝心です。

そして、押さえ方は文章で読むだけではなかなか身につきません。先生の手を実際に見て、一緒に弾いて学ぶことが、上達への一番の近道です。

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栗山新也沖縄三線教室では、京都・鈴鹿・津・四日市・名古屋の5つの教室で無料体験レッスンを随時受け付けています。生徒さんの約90%が楽器未経験からのスタートです。三線に触れたことがない方も、お気軽にどうぞ。

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栗山新也沖縄三線教室は、以下の5拠点で開講しています。

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津教室|三重県津市で開講。詳細は津教室のページをご覧ください。

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※三線や沖縄の歌、そして「教える」という仕事について、ふだん考えていることをnoteに綴っていますYouTubeでは、初心者の方に向けて、基礎知識や練習動画、よくある質問への回答、いっしょに弾ける動画などを配信しています。よろしければ、のぞいてみてください。

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