こんにちは♪
三線教室の栗山です。
みなさんは三線や筝、笛、胡弓、太鼓などの編成で舞踊や組踊(沖縄の伝統劇)の伴奏をしているのを見たことがありますか?
組踊や琉球舞踊などで音楽を担当する人のことを地謡(ジウテー)と呼んでいます。
三線を始めた人は、まずは一人で歌うことから始めますが、
舞台で地謡が三線を演奏して踊りを引き立てる姿をみると、
「いつかは自分も地謡をやってみたい」
と思われる方も多いようです。
そこで今回のブログでは、地謡を担当するときに心掛けたいことや一人で三線を弾くときとの違いについて書いてみたいと思います(^^)/
調和を大切に演奏する♪
地謡をするとき、三線は複数人で演奏することが多いです。
三線のメンバーの中で音取(にーとぅい)と呼ばれるリーダーを決め、音取にほかのメンバーが演奏を合わせます。
このとき最も大切なのは調和ですね。
自分が目立つことが目的ではなく、あくまでも踊りや劇を引き立てるために息の合った演奏をすることが目的です。
地謡をするときは他の三線のメンバー、筝、笛、胡弓、太鼓などの器楽のメンバーと調和するような演奏ができるよう心掛け、声の大きさ、テンポ、歌いだし…などを何度も一緒に練習して一つの演奏をつくることが大切です。
踊りを引っ張る♪
もうひとつ大切なのは、踊りとの関係です(^^)/
地謡のメンバーの全員で調和がとれていても、立ち方(踊り手のこと)が踊りにくい演奏だったら意味がないですよね。
地謡全体で踊りを引っ張っていく
この意識が大切です♪
立ち方が踊りやすいテンポを指定して、それに地謡が合わせるという場合もありますが、
地謡と立ち方は互いに育て合うような関係をつくることが理想です!
踊りに合わせるのではなく、踊りを引っ張り、踊りを引き立てる
このような心の持ち方で演奏できるといいですね(^^)/
三線をはじめたという方は、ぜひ機会があれば地謡にチャレンジしてみてください(^^)/
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