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沖縄音楽の話 2022.09.18

沖縄の楽器「三線」を使ったJ-Popにはどのようなものがある?│「三線の花」など4曲を紹介

 

沖縄の伝統楽器「三線」は、あたたかい音色が魅力です。

 

普段目にする機会はそれほど多くないですが、実はJ-Popでも使用されている曲がいくつか存在します。

 

そこで今回は、三線を使った代表的な曲についてご紹介します。

 

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三線を使ったJ-Popを紹介

 

三線を使ったポップスには様々なものがありますが、ここでは特に人気がある4曲を挙げます。

 

音楽番組やカラオケなどで耳にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

あらためて聴いて、三線の良さを感じてみてください。

 

BEGIN「三線の花」

 

「三線の花」は沖縄出身のアコースティックバンド・BEGINが2006年にリリースした曲で、作詞作曲もBEGINが手掛けています。

 

床の間で島酒にもたれかかっていたオジー(おじいさん)の形見の三線を弾くと、オジーと過ごした日々の思い出が、花が咲くように鮮やかに蘇ってきた。

 

そんな歌詞から、私たちが忘れそうになっていた大切な人とのつながりや今は亡き人とのかけがえのない日々が思い出されます。

 

2006年に公開された映画『涙そうそう』の挿入歌としても使われていますね。

 

桐谷健太「海の声」

 

「海の声」は、タイトルではピンと来なくても、曲を聴けば思い出す方も多いのではないでしょうか。

 

auのCMで使用された楽曲で、桐谷健太さん演じる浦島太郎が、海に向かって歌っているシーンが印象的です。

 

この曲を聴くと、海に三線をもっていって演奏してみたくなりますね。

 

ちなみに、この曲を作曲したのは、先ほど紹介した「三線の花」を手がけたBEGINの島袋優さんです。

THE BOOM「島唄」

 

三線といえば「島唄」を思い出す方も多いでしょう。

 

1992年の沖縄限定での発売を経て、1993年に全国発売され、150万枚以上を売り上げる大ヒットとなったTHE BOOMの名曲です。

 

2001年、アルゼンチンのマルチタレント、アルフレッド・カセーロがカバーして同国で大ヒットしたことでも話題となりました。

 

島唄の歌詞は表面上は男女の別れを歌ったラブソングですが、実際は沖縄戦での悲劇と平和への希望が唄われています。

 

歌詞にも注目して深く聞き込みたい曲ですね。

 

夏川りみ「涙そうそう」

 

「涙そうそう」は「涙がポロポロとこぼれ落ちる」という意味の言葉です。

 

森山良子さんが、亡くなった兄への思いを込めて作詞した楽曲で、三線のやさしい響きが、歌詞とあいまって切なくあたたかい気持ちにさせてくれますね。

 

多くのアーティストにカバーされ、夏川りみさんの歌唱でひときわ有名になりました。

 

三線で好きな曲を弾いてみよう!

 

今回紹介したほかにも、三線が使用されているJ-Popは数多くあります。

 

興味のある方は、ぜひ自分の好きな曲を三線で演奏してみてください。

 

栗山新也 沖縄三線教室では、これまで楽器に触れたことがない方や、三線は初めてという方にも、丁寧にレッスンを行なっています。

 

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