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ピックアップ 京都教室 鈴鹿教室 2021.10.06

体験レッスンで勘所(かんどころ)を丁寧に指導する3つの理由

 

こんにちは!

 

三線教室の栗山です(*^^*)

 

今日は体験レッスンでの勘所(かんどころ)の指導についてお話していきたいと思います。

 

体験レッスンでは勘所を丁寧に指導しています

「勘所」とは、弦を押えて音の高さを定める位置 (ポジション)のことです。

 

当教室では体験レッスンで、この「勘所」の指導を行っています。

 

体験レッスンの流れはこちら▽

 

 

【「島人ぬ宝」が弾けるまでの3ステップ】

 

①三線の音をだしてみよう!

三線の持ち方・姿勢・バチ(爪)の持ち方、三線の弾き方を学びます。

 

②勘所を覚えよう!

勘所(かんどころ※左手で押さえるポジションのこと)の位置と名前、押さえ方を学びます。

 

③島人ぬ宝」を弾いてみよう!

工工四(くんくんしー※三線譜のこと)の読み方を学びながら、「島人ぬ宝」にチャレンジします。

三線の持ち方・姿勢・バチ(爪)の持ち方、三線の弾き方を学んだあと、勘所の位置と名前、押さえ方を学ぶカリキュラムになっています。

 

こんな表を使って指導しています▽

 

 

ここでの指導で心がけていることは、受講した生徒さんが正しい音を弾けるまで待つことです。

 

最初は誰でも勘所を覚えるのに時間がかかります。変な音がでてしまうこともあります…

 

それでも弾いてみたい、チャレンジしたいという思いがある。だから体験していただいているんですよね。

 

なので…だからこそ…弾けるまで一緒に頑張りましょう!

 

そんな思いでレッスンしています。

 

勘所の指導を大切する3つの理由

 

勘所の指導は、体験レッスンの中でもわりと大きく時間をさいています。

 

このように勘所の練習を大切にする理由は次の3つがあります。

 

1つ目は勘所の場所を当てることではなく、勘所の押さえ方が大事だということをお伝えしたいからです。

 

三線の演奏は、勘所の音を順番に弾いて音と音をつないでいくことによって音楽が作られていきます。

 

ですので勘所から勘所へと上手に指を運ぶことが大切になります。

 

そのためには、勘所の正しい場所とともに押さえ方(押さえるときの左手の形)を覚える必要があります。

 

正しい勘所の押さえ方を学ぶと、次の勘所への指の動かし方がスムーズになり、きれいに指を運ぶことで結果的に勘所と勘所の音がつながり勘所の音をきれいに出すことができます。

 

何度弾いても勘所の音がずれてしまうときの弾き方をみてみると、このような正しい押さえ方と指の運び方が身についていない場合が多く、ここをしっかりお伝えしたいと思っています。

 

2つ目の理由は、は最初に間違った押さえ方を覚えてしまうと後から簡単には直せなくなってしまうからです。

 

長年の演奏経験があって当教室に入会された生徒さんをご指導させていただくと、勘所の押さえ方にクセがついてしまい、なかなか直せないということがあります。

 

「最初に基礎の練習をしっかりやりたかった」

 

演奏のクセがなかなか直せない生徒さんからいつもこのようなお声をいただきます。

 

そんな経験から、当教室の体験レッスンでは、体験レッスンの時点から正しい勘所の押さえ方を生徒さんにしっかりお伝えするようにしています。

 

せっかく始めていただいたのですから、最初にしっかり学んでおいてよかったと思えるようなレッスンにしたい。

 

そのためにも、体験レッスンの段階から皆さんにとって一番良い指導は何かと考えレッスンを組み立てています。

 

そして3つ目は、先生を見て演奏を学ぶはじめの一歩になるからです。

 

実はこれが一番の目的です。

 

勘所を練習するとき、勘所の押さえ方が上手くいかなければ、私の実際の手を見て学んでいただいています。

 

手を同じ形にしようと見よう見まねで取り組む生徒さんは、その後も私が実演して手本を示したときに、楽譜ではなく、実際の演奏をみることができます。

 

実際に先生の演奏を見て一緒に弾いて学ぶ。このことが三線の習い方の基本です。そしてそれができるのが教室の価値で、それによって独学では得られない演奏が身に付きます。

 

それをはじめに体感的に理解していただくと、のちに素直で良い演奏ができるようになります!

 

以上、今回のブログでは体験レッスンの勘所の指導についてお話しさせていただきました(^^)/

 

【関連記事】

※勘所(かんどころ)…どうやって学ぶ?

 

※【沖縄三線初心者必見】あなたの左手は大丈夫ですか?~勘所(かんどころ)を押さえるとき気を付けるたった1つのこと

 

※三線の弾き方のコツ~三線(棹)の持ち方に気を付けよう!~

 

体験レッスンを募集しています

 

栗山新也沖縄三線教室は、10代から70代までの生徒さんが楽しく通う、京都と三重の沖縄三線教室です。

 

当教室をご検討の方は、ぜひ1度、当教室の体験レッスンにお越しください!

 

三線未経験者・初心者の皆様にご好評いただいている「島人ぬ宝」を三線で弾く!体験レッスンの詳細は下記の通りとなります!

 

体験レッスンの流れ

体験レッスンはおよそ下記のような流れとなります。

 

【「島人ぬ宝」が弾けるまでの3ステップ】

 

①三線の音をだしてみよう!

三線の持ち方・姿勢・バチ(爪)の持ち方、三線の弾き方を学びます。

 

②勘所を覚えよう!

勘所(かんどころ※左手で押さえるポジションのこと)の位置と名前、押さえ方を学びます。

 

③島人ぬ宝」を弾いてみよう!

工工四(くんくんしー※三線譜のこと)の読み方を学びながら、「島人ぬ宝」にチャレンジします。

 

三線をお持ちでない方のためにレンタル三線もご用意しております。

ぜひ教室の雰囲気やレッスンの内容、使用する楽器などを実際にご確認ください!

 

 

こんな方が通われています

当教室には、次のような生徒様が通われています。

 

☑「熱中することを探している 」

☑「三線の音色で癒やされ、元気になりたい 」

☑「一生楽しめる趣味をはじめたい」

☑「楽器を弾いて誰かを喜ばせたい」

☑「独学で始めてみたが、弾き方が合っているかわからない」

☑「生の臨場感を求めている」

☑「沖縄の歴史とともに深くマスターしたい」

 

・・・などなど習い始めるきっかけは様々。

それぞれの思いに寄り添えるように、細かくクラス分けをし、お悩みごとをしっかり解決できるレッスンを行っています!

 

生徒様のお声

 

 

ブログにて生徒さんのお声をご紹介しております。

生徒さんからいただいたお声をいくつかピックアップしてご紹介させていただきますね▽

 

【譜面を見ずに弾けるようになりました】

・「熱中する事が出来ます。三本の線だけなのに一つ一つの音色の美しさに惹かれます。譜面を見ずに弾けた時に達成感があり、満足感を味わう事が出来ます。」(50代女性)

 

【今では私の生活に欠かせないのが三線です】

・「三線の音色は、疲れた時には優しく癒してくれ、元気になりたいときは景気よく励ましてくれます。」(60代女性)

 

【一生涯の音楽と仲間に出会えた】

・「教室に入ってよかったことは先生と新しいお友達に知り合えた事です。」(60代女性)

 

【対面で学んでおかげで熱中する趣味に出会えました】

・「新しいことを継続することが苦手な私にとって、対面で学ぶことができる場所があることはとても嬉しいです。ゆっくりですが、挫折せず続けることができていると思います。また、基礎をしっかりと学べるおかげで、自信を持って練習することが出来ています。」(20代男性)

 

【遠方でも通いたくなる教室です】

・「独学では味わえない臨場感。アットホームな雰囲気。遠方のため、続けていけるのか不安もありましたが、逆に、毎回ワクワクしながら通ってます。」(50代女性)

 

体験レッスンの日程

京都教室は第2・4日曜日の10時〜、鈴鹿教室は第1・3土曜日の13時〜(12時でもOK)の開催となります。

 

【10月の体験レッスン日程】

京都教室

10月10日(日)10時~

10月24日(日)10時~

鈴鹿教室

10月2日(土)13時~

10月16日(土)13時~

(現在、12時でも受付しています)

 

お申込み

 

少人数でお一人お一人を丁寧にレッスンさせていただくため、各教室毎月3名限定で募集しております!!

 

下記のお申込みフォームからお申込み下さい▽

 

 

 

講師紹介

 

 

17歳のころより沖縄三線を始め、沖縄で人間国宝・西江喜春氏に師事しました。

 

沖縄県立芸術大学・同大学院で沖縄音楽の実技と理論を学び、その後、大阪大学大学院で沖縄音楽を研究し博士号を取得しています。

 

これまでの学びによってこそ培うことができた沖縄三線の初心者のためのわかりやすく効果的なレッスンが好評を得て、これまでご指導させていただいた生徒様は150名以上にものぼります。

 

コンクール合格者も毎年3~4名輩出し、全くの初心者からコンクールが目指せる教室としても生徒様から高い評価を得ております。