こんにちは。

三線教室の栗山です(*^^*)

「先生、三線の皮が破れてしまいました！どうすればいいですか？」という相談が本当によく寄せられます。

三線の皮が破れたら慌ててしまいますが、蛇皮は生きた素材で、時間が経てば必ず交換時期がやってきます。

皮が破れたら「メンテナンス時期が来たな」と考えてください。

大切なのは、慌てて行動せず、正しい順序で対処することです。

今回は、三線の皮が破れた時の修理費用とどこに相談すべきかを解説します。

三線の修理費用について、まず知っておくべき重要なポイントがあります。

三線の皮には表面と裏面があり、修理費用は破れた箇所によって大きく異なります。

修理の費用は川のグレードによって異なり、表面の修理費用：2万円〜4万円 、裏面の修理費用：1万5千円〜3万円となります。

ただし、修理店によって費用は変動します。

どこに相談する？三線の皮が破れた時の相談先3選

皮が破れた時の相談先の一つ目は、沖縄の三線店です。

沖縄の三線店で購入した方はその購入店に連絡し、お土産店で購入した方は修理に対応している専門店に問い合わせることをおすすめします。

沖縄の職人による修理は技術が確かで、修理から戻ってきた三線は、まるで生まれ変わったような音色になります。

修理の際は、修理に必要な期間も合わせて聞いておくとよいでしょう。

職人さんの繁忙期や楽器の状態によっては、修理が長期間に及ぶ場合もあります。

特に演奏予定がある場合は、余裕をもって修理を依頼することが大切です。

最近は本土にも三線を扱う楽器店が増えています。

インターネットで「三線修理 + お住まいの地域」で検索してみてください。意外と近くにあるかもしれません。

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直接店舗に持ち込む最大のメリットは、職人さんと直接話ができることです。

楽器の状態を実際に見てもらいながら、修理の必要性や修理方法の選択肢、費用と期間の詳細、今後の予防策について相談することができます。

遠慮せずに質問してください。「修理は本当に必要ですか？」「もう少し様子を見ても大丈夫ですか？」といった基本的な疑問も大切です。

職人さんや店員さんと直接話すと三線に関しての知識も深まるので、たくさん話してみることをおすすめします。

対面での相談は、郵送では伝わりにくい微細な状態も正確に伝えることができるという利点があります。

三線教室に通っている場合は、三線の先生に相談するとよいでしょう。

三線の先生は、三線の演奏だけでなく、三線自体ついても豊富な知識を持っています。

長年多くの三線を見てきているので、修理の必要性を的確に判断することができます。

修理すべき？買い替えるべき？判断のポイント

「修理にお金をかけるなら、新しいのを買った方がいいのでは？」と考える方もいらっしゃるとおもいますが、まずは今使っている三線を大切にしてください。

特に思い入れのある三線や、弾き心地が良い三線であれば、修理によってさらに長く愛用することができます。

安価な三線の修理は要注意

ただし、あまりにも安価な三線は修理費用が楽器代を上回る場合があり、また修理したとしても楽器として使用するには限界がある可能性があるので注意が必要です。

それを適切に判断するためにも、必ず専門家に相談しましょう。

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