教室vs独学を徹底比較!本当におすすめなのはどっち?

教室vs独学を徹底比較!本当におすすめなのはどっち?

目次

はじめに

こんにちは。

三線教室の栗山です(*^^*)

三線を始めたいと思った時、「独学で練習するか、教室に通うか」で迷う方は多いのではないでしょうか。

この話題についてはいろいろな記事が出ていますが、ここでは私の実体験をお伝えしたいと思います。

やはり一般的なことではなく、実際に体験したからこそ語れることが大事だと思うのです。

私は人間国宝の西江喜春先生のもとで三線を学んでいるのですが、この経験を通して感じたことを正直にお話しします。

結論から申し上げると、三線を本格的に習得したいなら、ぜひ教室に通うことをおすすめします。

良い先生との出会いは、あなたの三線人生を大きく変えてくれる。

私は先生との出会いでそのように強く実感しました。

素晴らしい師匠との出会い

私が先生から学ばせていただいて心から感じるのは、本物の技術を直接受け継がせてもらえることの貴重さです。

これは独学では決して得ることのできない、本当にかけがえのない学びです。

費用対効果といった損得勘定の話ではないんですね。

先生と過ごす学びの時間そのものが、私にとってとても幸せで充実した時間でした。

教室で得られる圧倒的な経験の豊富さ

また教室に通い始めて最も驚いたのは、周りの生徒さんから学ぶことの多さでした。

他の生徒さんがレッスンを受けている姿を見ているだけでも、たくさんの発見がありました。

同じ曲でも、とても完成度高く練習してくる仲間の姿には本当に刺激を受けます。

また、悩んだときに相談できる仲間がいることの心強さも感じました。

同じ思いで三線を学ぶ仲間と一緒に学べることは、独学では決して得られない貴重な体験です。

そして仲間との練習で特に貴重だったのは、舞踊や組踊の地謡(伴奏)を数多く経験できたことです。

これは独学では絶対に体験できません。

人前で演奏する緊張感や、周りの方と息を合わせる難しさと楽しさを味わえました。

先生の指導のもとで行われるこれらの体験は、単に演奏の技術が高まるだけではありません。

三線音楽への理解がぐっと深まるんですね。

譜面だけでは伝わらない本当の音楽

先生の指導は譜面には書ききれないことがたくさんありました。

微妙な間の取り方、音の強弱、歌い方など、実際に聞いて感じなければ分からないことばかりです。

同じ譜面でも、先生が弾かれると全く違う音楽になります。

直接指導を受けなければ絶対に気づけないことばかりでした。

教室で学んだ大切な考え方の一つが、「譜面は備忘録に過ぎない」ということです。

譜面は演奏のすべてを記録したものではありません。あくまで記憶を呼び戻すための手がかりなのです。つまり独学は、この「備忘録」から学んでいるだけということになります。

本来の演奏が持つ豊かさや深みは、人から人へと直接受け継がれる部分にあるのだと実感しました。

客観的な指導の絶対的な必要性

教室に通って痛感したのが、自分では気づけない課題の多さでした。

自分では上手く弾けた、歌えたと思っていても、実際は全然できていなかったのです。

同じ部分を何度も指摘されることもありました。

音程の微妙なずれ、知らないうちに身についてしまった癖のある弾き方など、客観的に見てもらわないと分からないことだらけでした。

経験豊富な先生による指導は本当に貴重です。

細かな演奏の課題もすぐに指摘してくださいます。

これこそが独学では得られない大きなメリットであり、独学の根本的な限界でもあると感じています。

自分の演奏を客観視するのは難しいものです。

細かな技術的問題は、やはり外部の目が必要です。

正しい方向に導いてもらえること、悪い癖がつく前に修正できることは、教室ならではの大きなメリットです。

もちろん「自分の弾き方で好きに楽しみたい」という意見も理解できます。

ただ、成長が感じられないと続かないというのが、教室の生徒さんを見ていて思うことです。

独学にも良い面はありますが…

もちろん独学にも良い面はあります。

自分のペースで進められること、時間や場所に縛られないこと、費用を抑えられることなどです。

しかし、これらは「とりあえず三線の音が出せたらいい」「一曲弾けたらいい」という段階までのメリットです。

上達を目指すなら、やはり限界があると感じました。

独学の根本的な問題点は、情報源が譜面という「備忘録」に留まってしまうことです。

客観的なフィードバックが得られず、深く広い沖縄音楽の世界に触れることもできないんです。

三線は人から人へ伝わる音楽

私が「先生に習う」という体験を通して実感したのは、三線は人から人へと伝承される音楽だということです。

技術的な面はもちろん重要ですが、沖縄音楽の本当の魅力は人から人へと伝わる中でしか身につけられません。

そして音楽を通じて生まれる豊かな人間関係も、直接的な交流があってこそ育まれるものです。

独学だけでは、三線の本質に辿り着くことは難しいのです。

音楽を深く学ぶには、やはり人との出会いが欠かせません。

それは先生との出会いはもちろん、同じ志を持つ仲間との出会いも含まれます。

教室では、一緒に練習し、励まし合い、時には切磋琢磨できる仲間に出会うことができます。こうした仲間との絆は、三線を続けていく上で大きな支えとなるでしょう。

もし三線を始めようと考えているなら、ぜひ信頼できる先生のもとで学ぶことをおすすめします。

優れた師匠と素晴らしい仲間に出会えれば、独学では決して味わえない三線の本当の魅力を、きっと発見できるはずです。

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京都教室

開催日:第1~4日曜日

会場;スタジオ・ハブ(京都市東山区大和大路通三条東入若松町399)

少人数制大阪なんば教室

開催日:第2・4火曜日

会場:なんばカルチャービル(大阪市浪速区難波中1-18-8)

鈴鹿教室

第1~4土曜日

会場;スズカト(三重県鈴鹿市住吉町 南谷口)

津教室

第1・3月曜日

会場:虹の夢津(三重県津市観音寺町152)

四日市教室

第1・3木曜日

会場:四日市市勤労者・市民交流センター(四日市市日永東1丁目2-25)

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