沖縄の心が奏でる伝統楽器「三線」は、その温かく優しい音色で聴く人の心を癒やします。
日常生活ではあまり耳に機会がありませんが、実はJ-Popの世界には三線の音色を取り入れた名曲が数多く存在しているのです。
今回は、そんなJ-Popの中から厳選した、三線の音色が印象的に使われている楽曲をご紹介します。
【関連記事】
※【三線初心者必見】沖縄ポップス人気の練習曲5選│「三線の花」など人気曲を紹介
三線を使ったJ-Popを紹介
三線を使ったポップスは数多くありますが、その中でも特に人気の高い4曲をピックアップしてご紹介します。
これらの曲は、テレビやラジオの音楽番組で頻繁に取り上げられ、カラオケでも定番曲として幅広い世代に親しまれています。
聴いたことがある方も多いのではないでしょうか。
この機会に、ぜひあらためてこれらの曲に耳を傾けてみてください。
BEGIN「三線の花」
「三線の花」は沖縄出身のアコースティックバンド・BEGINが2006年にリリースした曲で、作詞作曲もBEGINが手掛けています。
床の間で島酒にもたれかかっていたオジー(おじいさん)の形見の三線を弾くと、オジーと過ごした日々の思い出が、花が咲くように鮮やかに蘇ってきた。
そんな歌詞から、私たちが忘れそうになっていた大切な人とのつながりや今は亡き人とのかけがえのない日々が思い出されます。
2006年に公開された映画『涙そうそう』の挿入歌としても使われていますね。
桐谷健太「海の声」
「海の声」は、タイトルではピンと来なくても、曲を聴けば思い出す方も多いのではないでしょうか。
auのCMで使用された楽曲で、桐谷健太さん演じる浦島太郎が、海に向かって歌っているシーンが印象的です。
この曲を聴くと、海に三線をもっていって演奏してみたくなりますね。
ちなみに、この曲を作曲したのは、先ほど紹介した「三線の花」を手がけたBEGINの島袋優さんです。
THE BOOM「島唄」
三線といえば「島唄」を思い出す方も多いでしょう。
1992年の沖縄限定での発売を経て、1993年に全国発売され、150万枚以上を売り上げる大ヒットとなったTHE BOOMの名曲です。
2001年、アルゼンチンのマルチタレント、アルフレッド・カセーロがカバーして同国で大ヒットしたことでも話題となりました。
島唄の歌詞は表面上は男女の別れを歌ったラブソングですが、実際は沖縄戦での悲劇と平和への希望が唄われています。
歌詞にも注目して深く聞き込みたい曲ですね。
夏川りみ「涙そうそう」
「涙そうそう」は「涙がポロポロとこぼれ落ちる」という意味の言葉です。
森山良子さんが、亡くなった兄への思いを込めて作詞した楽曲で、三線のやさしい響きが、歌詞とあいまって切なくあたたかい気持ちにさせてくれますね。
多くのアーティストにカバーされ、夏川りみさんの歌唱でひときわ有名になりました。
三線で好きな曲を弾いてみよう!
今回ご紹介した4曲以外にも、三線を取り入れたJ-Popは数多く存在します。
三線の魅力に惹かれた方は、ぜひ自分のお気に入りの曲を三線で演奏してみることをおすすめします。
きっと新しい発見や感動があるはずです。
栗山新也沖縄三線教室では、初心者の方にも優しく丁寧なレッスンを提供しています。楽器経験がない方や三線が初めての方も、安心してレッスンに参加できます。
古典音楽や民謡だけでなく、ポップスの指導にも力を入れています。教室は京都と鈴鹿にあり、大阪や四日市をはじめ、関西地方や東海地方からアクセスしやすい立地となっています。
京都府、三重県、およびその周辺エリアにお住まいの方で、三線を習ってみたいとお考えの方は、ぜひ栗山新也沖縄三線教室の体験レッスンにお越しください。心よりお待ちしております!
●体験レッスン日程
京都教室:毎月第2・4日曜日の10:00~11:00
鈴鹿教室:毎月第1・3土曜日の13:00~14:00
●料金:2,500円(三線レンタル無料)
●会場
京都教室:スタジオ・ハブ(京都市東山区大和大路通三条東入若松町399)
鈴鹿教室:SRKビル1Fスペース(三重県鈴鹿市津賀町648番地1)
沖縄三線の楽しさをあなたに届ける音声メルマガ「沖縄三線の秘密」会員募集
沖縄三線についてもっと深く学んでみませんか?
音声メルマガ「沖縄三線の秘密」では、講師の栗山新也が、毎週1回、沖縄三線の魅力や基礎知識はもちろんのこと、その背景にある歴史や文化などブログでは語りきれない話を、初心者から上級者まで楽しめるように幅広く紹介します。
ご登録はこちらから▽
お申し込みフォームに必要事項をご記入の上、「注文を確定する」ボタンをタップしてください。