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ピックアップ 沖縄音楽の話 2021.01.02

三線の調弦(チューニング)はどの高さにあわせるべきか?

 

あけましておめでとうございます!

 

新年最初のブログは、三線の調弦の高さについてのお話しをしたいとおもいます!

 

三線の調弦をどの高さに合わせるべきか悩まれたご経験はありませんか?

 

三線の調弦は、「必ずこのキーに合わせるべき」という決まりはありません。

 

大切なのは、自分の声を最大限活かせるように調弦することです。

 

あくまでも基準は自分の声ですよ。

 

それを前提にしつつ、私が調弦するさいの基準についてご紹介し、みなさんが調弦される際の参考にしていただきたいと思います!

 

 

調弦の基準を考える

 

私がこれまで中心に学んできた琉球古典音楽では、高音が裏声にならないように歌う必要があります。

 

そこで私の場合、高音を歌ったときに裏がえらず、

 

高音をやわらかくうたうことができるキー

 

に調弦しています。

 

この基準については、皆さんすべてに当てはまるわけではなく、琉球古典音楽、沖縄民謡、八重山民謡などそれぞれのジャンルに適した演奏ができるように調弦することが大切だと思います。

 

そしてこうした基準を知る上で最も参考になったのは、先生に客観的にみてもらって自分の適切なキーを教えていただいたことでした。

 

独唱の機会などに先生に適した調弦の高さを教えていただくなかで、自分の声が最も活きる調弦の高さが徐々に見えてきます。

 

なんどもなんども先生の前で試行錯誤してみてください。

 

そして自分の声にあった調弦が定まってきたら、そのキーにこだわりすぎないことも大切です。

 

曲によって、演奏する場によって、そのときの調子によって、自分の成長によって、自分に合った調弦の高さは変わっていきます。

 

調弦を固定して考えず、柔軟にその時々の自分の声にあわせていく。

 

大切なのはその都度、自分の声を最大限に発揮する調弦をすることです。

 

この考え方を大切にしていきましょう!

 

※調弦の良い練習方法があった!

※【なぜ調弦ができないのか?】調弦が苦手な人へのアドバイス

 

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