講師紹介

Message
講師栗山新也

共に創ろう。栗山新也沖縄三線教室は、魅力あふれる生徒の皆様と共に大きく育ってきた音楽教室です。
「三線を弾いてみたい」「三線を心から楽しみたい」「三線がもっと上手くなりたい」...
様々な想いを持った方が教室に集まり、その想いにひとつひとつ応えていくことを通して成長を遂げてきました。
振り返ってみると、三線を教え始めた頃は、「師匠に教わったのと同じように教えよう」…と、ただ教え方のことだけを考えていました。そんな私に、この教室の本当の価値を教えてくれたのは生徒の皆さんでした。「少しずつ上達しているのが感じられた」「新しい生きがいを見つけることができた」「教室を通じてかけがえのない仲間と知り合うことができた」…このようなお声を頂く中で、自分では思いもよらなかった価値を生徒の皆さんとともに創ってこられたことに気が付きました。
栗山新也沖縄三線教室は皆さんと「共に創る」音楽教室です。これからも生徒の皆さんやそのご家族、教室の支援者や地域の人々、師匠や演奏家の友人たちと共にささやかな幸せを創り出していきたいと考えています。そして皆さんの日々の暮らしに楽しい時間、優しい時間を増やしていくことを通じて、心豊かな社会を創造していきたいと思います。

1984年生まれ 三重県出身
17歳より三線を始め
人間国宝・西江喜春氏に師事

琉球古典音楽安冨祖流師範
琉球古典芸能コンクル歌三線部門最高賞受賞

来歴

History

沖縄音楽との関わり

2002~2008年、沖縄県立芸術大学・同大学院で琉球古典音楽の実技と理論を学ぶ。また、様々な音楽文化が育まれてきた背景や歴史を理解したいという思いから民族音楽学を学び、大学と稽古場と図書館を行き来する充実した日々を過ごす。
その後、沖縄音楽の研究を深めるため大阪大学大学院に進み、2015年に同大学院で博士学位取得。
在学中の25歳のころ、知人からの「三線を教えてほしい」との声にこたえ、大阪の公民館やカルチャーセンターで三線音楽の指導を始める。このころの指導は未熟であったが、音を伝えることを通して、たくさんの人々と関わり、生活に潤いをもたらすことができることに喜びを感じる。また師匠の教えをもとに「三線をちゃんと教えてくれる場」をつくることに使命感を抱く。以後、音楽指導に絞って本格的に活動するようになる。

三線指導を使命と感じて

2012年、三重に教室を設立。2013年、京都に教室を設立。
「三線を楽しむ」という価値観を大切にし、生徒同士が三線を介して楽しくつながりあえる場にしたいという想いで教室づくりに励む。「基礎・基本からゆっくり学んで三線が弾けるようになりたい」「仲間と一緒に楽しく三線を弾きたい」「自分のペースで三線を学びたい」「本格的に三線の技術を学んで古典音楽のコンクールを受けてみたい」…生徒から寄せられる様々な声につねに耳をかたむけ、レベルや目的に応じたレッスンが受けられる教室づくりに取り組み、しだいに、「基礎・基本をわかりやすく丁寧に教えてもらえる」「いつも学びや気づきがある」「教室の日が楽しみになる」…と好評の声が多数寄せられるようになる。高い目標をもって練習に取り組む生徒も増え、コンクール合格者を多数輩出。

今とこれから

現在は、三重と京都で栗山新也沖縄三線教室を主催し、基礎・基本を徹底した初心者の指導と本格的な古典音楽の指導にさらに磨きをかける。音を伝える活動を通じて、笑顔で過ごすことができる優しい時間をつくりだしていきたいと考えている。