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ピックアップ 沖縄音楽の話 2023.06.10

「バチ(爪)が弦に当たるか不安です…」│生徒さんのお悩みを解決します

 

こんにちは!

 

三線教室の栗山です(*^^*)

 

今回のブログでは、「バチ(爪)が弦に当たるか不安です…」という生徒さんのお悩みにお答えします。

 

「バチ(爪)が弦に当たるか不安です…」

 

先日あるクラスで、三線を弾くときについつい胴をみてしまうという生徒さんから、「バチ(爪)が思い通り弦にあたるか不安です…」というお悩みをお聞きしました。

 

たしかに、「この弦を弾こう」と思って弾いたつもりが、空振りをしたり、異なる弦を弾いてしまったりすることって多いですよね。

 

なので、まず弦の位置を見て、思った場所にバチをもっていけているかどうか確かめて…という感じで、ついつい確認作業が増えていきます。

 

特に三線を始めたばかりの頃は、このような弾きミスに不安になりがちで、目線が胴のほうを向いてしまいますよね。

 

練習すれば弾きミスは減っていく

 

三線は前を見て演奏します。ですので、できるだけ気になる右手を見ずに、バチをおろせるようにしていきたいですね。

 

そのためには、「間違ってもいいから前を見て弾く」という意識改革が必要です。

 

習い始めのころは、変な音を出したり、空振りしたり、二つの弦を同時に弾いてしまったりするミスが頻繁に起きます。

 

ですが練習を積み重ねると右手の感覚が育ち、思い通り弦にバチを動かすことができるようになるので、弾きミスは次第に減っていきます。

 

大切なのは、レッスンで間違えずに弾くことよりも、この感覚をつかむことなのです。

 

最初は少々ミスがあっても問題ないですよ。少しずつ体が覚えていきます。

 

先生の手から学ぶ

 

そして前に向いた目線は、そのまま先生の手もとに向けてください。

 

どのような場所を弾いているか、どれくらいバチをおろしているか、弦を順番に弾くときどのようなバチの動かし方をしているか、などを見て真似をすることで、右手の動かし方が上手くなっていきます。

 

耳もしっかりと働かせ、「この柔らかい音はどのように弾いているんだろう?」「各弦や勘所では、どのような弾き方でどのような音色をだせばよいか?」などと観察しながら右手の動きを真似することで、さらに深い感覚を養うことができます。

 

※「師匠に習ってよかった!」と思うことについてお話しします

 

三線の持ち方や姿勢も見直す

 

最後に補足として、長年練習を重ねても右手がしっくりこない場合は、三線の持ち方や姿勢を見直してみましょう。

 

三線を体の中心にして背筋を伸ばし、右手を正しい位置に置きなおしてください。

 

※正しい弾き方の前に正しい姿勢を身に付ける

 

三線の位置や持ち方、姿勢などが基本通りでないと、どれだけ練習を重ねても、右手が安定せず、感覚がつかみにくくなります。

 

自己流にならないよう、正しい演奏の基本をつねに確認しながら練習してくださいね(*^^*)

 

※三線を弾くときの「変なクセ」をつけないためにはこれを意識しよう

 

以上、今回のブログでは「バチ(爪)が弦に当たるか不安です…」という生徒さんのお悩みにお答えしました。

 

皆さんの三線ライフにお役立ていただけたら嬉しいです(^^)/

 

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「興味はあるけど、どうしようかなあ…」とお悩みの方も、まずは三線に触れてみる、沖縄気分を味わってみるという感覚でいらしていただければと思います。

 

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