三線の選び方のコツ

私が三線を選ぶときに大切にしているのは、

三線を作ってくださる職人さんがどのようなジャンルの三線音楽に携わっているか

ということです。

三線の音色の好みは、個人によってだけなく、古典音楽、民謡、八重山民謡などジャンルによって大きく異なります。

ですから、例えば古典音楽をやろうと思うならば、

古典音楽の演奏に携わっている職人さんに依頼すると理想の音色が伝わりやすいのではないでしょうか。

自分との相性

こんどは職人さんにたずねてみると

自分に合った三線

が最も良い三線だということでした。

たとえば高音が得意な方は高音の響きが良い三線を使う

といったように、自分の声との相性を考えて選ぶとよいとのことでした。

体格に合わせて、棹の太さや型の選定を行うという話もよく聞かれました。

三線は歌の伴奏楽器。歌い手の体と一心同体なので自分との相性が大切なんですね!

カスタマイズ三線

舞台で活躍している先輩や同級生の演奏者にどのように三線を作っているのか聞いてみると、

棹の製作、棹の塗、カラクイ(糸巻き)、胴(皮張り)を

それぞれ別の職人の方に依頼しているという事例もよく聞かれました。

三線にはまると、

どんどんマニアックになっていき、

音や形状へのこだわりが強くなっていくのですね(*^^*)

演奏会などで演奏仲間が集まったときに、

「その皮どこで張ったの?」

などと情報交換が行われるんだそうです。

師匠と一緒に

これまでいろいろと三線選びについて書いてきましたが、一番間違いないのは、

師匠に選んでもらう

ことです。

師匠は自分の演奏のことを一番知っていますし、

その音楽を演奏するのにどんな音色がふさわしいのかよく知っていると思います。

師匠に選んでもらった三線を大切にしている(私もそうですが)という話は多くの演奏者から聞かれました。

師匠との思い出が三線に刻み込まれるわけです(^^)/

棹の形状を愛でる

さいごに少し余談です。

これまで演奏家の方に所有している三線についてのお話をたくさんうかがってきました。

そのさい「ジョートー(とても良い)三線だよ」といってお気に入りの三線を見せていただくわけですが、その「ジョートー」が何を意味しているのか。

それが話を集めていく中でだんだんとわかってきました。

良い三線の条件として少なくとも欠かせないのは、

三線の棹の材質のよさと形状美なんです。

三線の価値をはかるとき、まずもって棹が重要視されます。

良いクルチを使って美しい形状をしたものが好まれるのですが、

その美しさを判断するには三線をたくさん見て目を養う必要があるようです。

三線は弾くだけではなくて、見るという楽しみかたもあるんですね。

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