工房で手作り

現在沖縄で製作されている三線の多くは、三線職人さんが工房で一丁ずつ手作りしています。従来、棹にはリュウキュウコクタン(クルチ)という木が使用され、とくに八重山産のものが珍重されてきましたが、現在はあまり出回っておらず、海外産のコクタンやイスノキ(ユシギ)等で作られたものが多くなっています。値段は三線職人さんや販売店が、棹に使用される木材の材質、蛇皮の張り方などに応じて決めています。三線店には完成した三線がいくつか並べてありますが、型、棹の太さ、胴の張りの強さなどの好みを職人に直接伝えてオーダーメイドの形で製作されることがほとんどです。

三線を作る文化の広がり

手が細かい大工さんや三線の演奏者のなかに三線作りを趣味にする方もいて、自分や友人のために作ったり友人の三線を直したりする「素人作り」の領域がひろがっています。趣味の領域から本業になっていった方や三線店としては看板を出さなくともその技が周囲から支持されている方もいます。