三線の暗譜(あんぷ)とは?初心者でもできる覚え方のコツ
こんにちは!
三線教室の栗山です(*^^*)
先日、生徒さんから「暗譜(あんぷ)って、なんですか?」との質問をいただきました。
三線を習っていると当たり前のように使う「暗譜」という言葉は、実は音楽の専門用語なんですね。
そこで今回は、この「暗譜」について解説していきたいと思います。
暗譜の基本
暗譜とは具体的にどのような意味を指すのでしょうか。
わかりやすく説明すると、暗譜とは、「楽譜を見ないで演奏できるように、曲を覚えること」です。
暗譜することは、ピアノや三線など、あらゆる楽器の演奏で必要とされます。
三線における暗譜の重要性
ではここから、三線演奏での暗譜の重要性について詳しくお話ししたいと思います。
まず、暗譜することで曲を自分のものにすることができ、レパートリーを増やすことができます。
また、楽譜から目を離すことができるようになれば、演奏表現の幅が大きく広がります。
例えば、舞踊の伴奏で立方(踊り手)を見ながら合わせたり、前方を見て堂々と演奏したりすることができるようになります。
人前で演奏するときに譜面をみていると、覚えていないことが聞き手に伝わってしまいます。
ですので、舞台に立つときは暗譜で演奏できるといいですね。
歌詞で区切って覚えるコツ
次に暗譜するコツをご紹介しますね。
沖縄の古典音楽には「八・八・八・六」という基本的な歌詞の構成があります。
この特徴を活かした覚え方をご紹介します。
実践例:かぎやで風節(かじゃでぃふうぶし)の場合
- 「今日ぬ誇らしゃや」(八音)
- 「何にぢゃなたてぃる」(八音)
- 「蕾でぃうる花ぬ」(八音)
- 「露ちゃたぐとぅ」(六音)
このように区切って、一つずつ順番に覚えていきます。
1を覚えたら2を覚える。2を覚えたら、1→2と続けて弾いてみる。このように順につなげていくと覚えやすいです。
この覚え方は、曲の全体の構成がつかみやすく、譜面を覚える時の負担が抑えられるので、暗譜に取り組みやすいですよ。
ぜひ実践してみてくださいね。
まとめ
暗譜とは、「楽譜を見ないで演奏できるように、曲を覚えること」です。
暗譜をすると曲を自分のものにすることができ、演奏表現の幅も広がります。
三線で暗譜をするときには、歌詞のまとまりを意識し、小分けにした部分を繰り返し弾いて覚え、覚えた部分を徐々につげていきましょう。
ぜひ、暗譜の練習に取り組んでみてくださいね。
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